世の中、タピオカなるものが流行っているみたいですね。
カエルのタマゴみたいでちょっと気持ち悪いですが何がいいんでしょうかね。タピオカ、タピオカとSNSやマスコミに踊らされて、こぞってタピオカ飲んでインスタにあげるお調子者がいっぱいるわと思っていました。
すると先日、我が家の冷蔵庫にタピオカミルクティーが2本入っていました。うちの家にも踊らされている人がいたようです。
ふーん、妻が私の分も買ってきてくれたのかなと思い、「どれどれ、とりあえずタピオカというものを味見するのも悪くないな・・」と思い、勝手に1本飲みました。
まあ、ぷにぷにした食感は悪くないけど、高い金出して飲むほどのモノでもないなと思いました。
すると帰ってきて、冷蔵庫を開けてタピオカミルクティーが1本減っていることに気づいた妻が烈火のごとく怒りだしました。
「知ってんのか!タピオカミルクティーなかなか手に入らんのやで。誰の許しがあって飲んでるんや!?金払わんかい!」
どこから見ても妻は喜んでタピオカ飲むような年齢でもないと思うのですが、そういうことを言うと火に油を注ぐことになるので、まあ渋々お金を払いました。お金を請求されるのがわかっていたら飲まなかったと思います。
しかしタピオカっていったいなんぞや?と検索していたらこんな記事がありました。
まずは、タピオカの原料となる「キャッサバ芋」を見てみたい。日本ではあまり馴染みがないキャッサバ芋は、中南米原産のイモノキ属の根茎類。果たして国内で生産している農家はあるのか――。
取材を進めると、静岡県にこの芋を生産している農家があるらしい。さっそく取材班が向かってみると、ビニールハウスの中に、いまや仕入れ値が3倍に跳ね上がったというタピオカを生むキャッサバ芋の青い葉がズラリと並んでいた。
キャッサバ芋という芋なんですね。上記の記事にはその写真も載っています。なるほど。
また別のサイトによるとミスタードーナツの人気商品ポンデリングのモチモチ感を出すのにも、このキャッサバ芋のデンプンが用いられているそうです。南米ではそのままゆでて食べられたり、いろいろな用途、食べ方があるようですね。
そしてタピオカは今や暴力団の収入源だとか。そういえばいろんなところでタピオカのキッチンカーを見ますもんね。みんながみんなヤ〇ザというわけではありませんが、中にはそのスジの人もいるでしょう。
でも記事には、タピオカの流行は今がピークで、この流行が冬を越すとは思えないとの関係者の悲観的なコメントもあります。そう考えると日本の農家も簡単に生産量は増やせないですね。
なんでもそうですがブームを作る方にまわるか、そうでなければブームにいち早く乗り、さっさと引き上げるのが良さそうです。少なくともブームに踊らされる側にはなりたくないです。
とは言え、私みたいなおっさんがタピオカ飲んでもかわいくもなんともないです。