日本人なら誰もが知るところの大企業で早期退職募集のニュースが頻繁に報道されていますが、かたや人手不足が叫ばれ、かたや人余り、いったいどっちなんでしょう。
私の同級生はもう50歳、バブル期入社組です。就職活動でいろいろおいしい思いをした世代ですね。そこそこの有名大学出身者なら内定が出た後、他社と接触しないようにいろいろ食事などの接待をうけたり、なかには風俗に連れて行ってもらったりというのもありましたからね。世の中狂っていたと思います。
そのころ大量入社した世代が、今となってはダブついています。しかも年が年ですから社内でもそこそこの給料もらっているでしょうし。企業にとっては早め早めに人員整理したいんでしょうね。
結局、中途半端な管理職ばかり増えて、安い給料でこき使われる現場の人間が不足しているんですよね。コンビニや飲食店のバイトとか建設作業員とか・・・。建設作業員なんか高齢化がすすんで、将来的に建設業界は移民ばかりになっちゃうんじゃないでしょうかね。
日本は貧しい貧しいといいますが、たいしたことない仕事で高給をもらっている人はいっぱいいると思います。こういう人たちの給料を減らして底辺で仕事している人たちの給料をあげればいいんじゃないでしょうか。
そういう面で早期退職も世の中の流れとしては悪くないんじゃないでしょうか。終身雇用は早く崩壊させるべきです。
しかし早期退職で最大6,000万円の退職金とかふざけてますね。一部の幹部クラスらしいですが、それでも他の社員もかなりの水準の退職金をもらうのでしょう。そんな金があるのなら地方の新聞配達店や配達員に還元してやれ!と思います。