このブログは個人的な日記ですので、ごく私的なことも書かさせていただきます。
先月、私が旅行を楽しんでいる最中のことです。急に義父(85歳)が入院するという知らせを妻から受け、旅行先からとんぼ帰りすることになりました。
義父は4年半ほど前に血液の病気であるMDSと診断され、その時は医者から余命2年ほどと言われました。
当時の白血球の値は100を切るくらい(通常数千単位)で、MDSにより血液を作る力が弱くなってきている影響のようです。
そしてここ2年ほどは、貧血を防ぐために1ヶ月半おきに輸血しています。それでも白血球が少ないので、いったん感染症になると命にかかわります。
先月の入院も感染症(緑膿菌)で状態が良くないため入院しましたが、入院と同時に医師から容態が悪くなった場合は延命治療をどうするか考えておいてくださいと付き添いの妻は言われたそうです。
入院中はコロナのため家族でさえ面会もできず(妻が)心配していましたが、幸い抗生剤の投与で1週間ほどで退院することができました。
ただ退院後も先日は鼻血が出て、おそらく血小板も少ないので血がなかなか止まらないことがありました。その時は妻が車で義父を耳鼻科医院に連れて行き、レーザーで焼いて止血してもらったことがありました。
なかなか大変です。(妻が)
そして5日ほど前に、私も久しぶりに義父と会う機会がありました。義父はもともと痩せ型なのですが、いちだんと痩せこけてしまって、玄関先まで歩いてくるのもやっとのような感じでした。
妻に言うと怒られますが、その時はあちらの世界からお迎えがやってきているのかなと思いました。
そして昨夜、妻の実家を訪れて義父と義母と一緒に夕食をとりました。最後にきちんと会うのはいつだったかな、というのは避けたいという思いからです。
(車で15分と近いところに住んでいるのですが、元来そんなに妻の実家に顔を出すタイプではない)
しかし会ってみるとこの日は意外と元気そうでした。
まあ口には出さないものの、義父も「珍しくこちら(私)から顔を出してきて、俺のこともうすぐ死ぬのかもしれないと考えているのだろう」と思っていたかもしれません。
まあ、その通りなんですが・・。
でもやはり春先に比べると義父は急激に痩せてきていますし、覚悟はしておかないといけないと思います。
そしてなるべく妻が義父と過ごす時間が長くなるよう、私は休日はなるべく家にいないようにしています。
たとえば休みの夜はなるべく外で食べてきたりですね。私の夕食の心配をするくらいなら、実家で夕食食べておいでという感じですね。
ほんとは私も義父の病院の送迎とか積極的にかかわった方がいいんでしょうけど、きっと義父も私よりかは妻と一緒にいたほうが安心できるかと思います。(笑)
いっぽう大阪の私の実家のほうは、「大阪でもコロナいっぱいでてるから、帰ってこんでいいで」と母が言ってましたので、今月は帰省していません。とは言え両親とも高齢なだけに心配にはなりますね。
そして帰省の時は、元気な状態で会うのはこれが最後かもしれない・・といつも考えます。
「コロナ感染拡大防止のために帰省はしないように」と政府や各県知事が言っていましたが、まだ親が70代くらいでピンピンしている家はまたの機会にということもできますが、そうでないご家庭も多いと思います。
お盆は終わりましたが、帰省するしないの判断は各家庭で行い、するのなら細心の注意をはらって粛々と帰省すればいいのではないかと勝手に解釈しております。
ですのでどこかのヤフコメ民みたいに政府の要請にいちいち怒ったりはしません。ここは自己責任です。