今回の年末年始休みは12月29日から1月4日までの7連休でした。私にとっては年間でもっとも長い連休です。
最終日の1月4日は妻が仕事で、家で一人でいても体がなまるので散歩がてら、この日から開いている名古屋市博物館へ行くことにしました。
名古屋市博物館は過去に行ったことあるような気もしますし、無いような気もします。
JR熱田駅をスタート
JR東海道本線の熱田駅です。名鉄神宮前駅とともに熱田神宮の最寄り駅です。
神宮東公園です。快晴です。
名古屋高速3号大高線(空港線)の下をくぐります。
歩道が広くて歩きやすい道です。このあたりはあまり高い建物が無いんですね。
県立瑞陵高校
瑞穂区の愛知県立瑞陵高校です。
リトアニアでユダヤ人の命を救った外交官、杉原千畝の出身校だそうで説明書きの看板がありました。日本のシンドラーとも呼ばれています。
また作家の江戸川乱歩もこちらの出身だそうです。
環状線に面する瑞穂区役所前交差点に出ました。片側3車線の大きな道です。
環状線を少し北に歩きます。
名古屋市博物館
名古屋市博物館にやってきました。
名古屋市の人口200万人突破記念事業の一環として1977年(昭和52年)10月1日に開館した。
常設展示室では「尾張の歴史」を、特別展示室・部門展示室では尾張地域の歴史資料や、内外の文化遺産を紹介している。
他に展示説明室やビデオミュージアムがある。扱う資料は江戸期までが中心。
分館として、尾張徳川家の旧蔵書を所蔵する蓬左文庫と、豊臣秀吉や加藤清正に関する展示を行う秀吉清正記念館がある。
ただいま「大雅と蕪村」という企画展が開催中でした。
大雅は池大雅という江戸時代の文人画家、蕪村は与謝蕪村らしいですが、1,400円という価格とそこまで興味があるかと言われれば無いのでパス。
名古屋市博物館はたまに面白い企画展やるんですけどね。
300円で見ることのできる常設展にしました。
常設展はホームページに「写真を撮影したい場合は係員に相談ください」とありました。相談するのも面倒なので写真は撮っていません。
1時間半ほど見学。石器時代から現代まで、遺跡からの出土品などを中心に展示解説されています。
平安時代中期の尾張の国司だった藤原元命(ふじわらのもとなが)がひどい奴だったということをひとつ学んで帰りました。
当時の地方役人や農民がブチ切れて、元命の悪行を詳細に記して朝廷にあてた訴状が尾張国解文(おわりのこくげぶみ)です。いつの時代もせこい悪党はいるものです。
元命はこれにより職を解かれたそうです。
笠寺観音
博物館を出た後は今度は環状線を南に向かって歩きます。こちらも歩道が広くて歩きやすいです。
基本的に街歩きが好きなので今度は名古屋環状線を歩いて一周してみようかな。30㎞くらいあるらしい。
笠寺観音にやってきました。笠寺観音の正式名称は天林山笠覆寺(りゅうふくじ)。尾張四観音のひとつです。
以前、観音様の命日の毎月18日、境内でフリーマーケットが開催されていて、一度出店者として来た記憶があります。
4日の夕方なので参拝客は少ないですが、初詣客相手の屋台が出ていました。
本堂です。あ、小銭が無い。昨夜、豊川稲荷の賽銭箱にジャリ銭全部つっこんだ。ま、いいか。
本殿より立派な仁王門です。
ゴールの笠寺駅
空港線の下をふたたびくぐります。
ゴール地点の笠寺駅です。
おつかれさまでした。自宅から最寄り駅までも含めて約18,000歩でした。