まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

ベトナム タイニン省の珍スポット カオダイ教総本山に行った話

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ベトナム南部のホーチミン市です。人口900万を超え、ベトナムで最大の都市です。

 

今から7年ほど前に3泊4日で旅行したベトナムですが、過去のパソコントラブルで写真を紛失してしまったので、忘れないようにブログに書き留めておきます。

 

写真がない代わりにグーグルのストリートビューを掲載しておきます。

 

タイニン省に向かう幹線道路です。タイニン省はホーチミンの北西100kmほどで、カンボジア国境と接します。中心はタイニン市でホーチミンから車で約2時間半です。

 

私たちはVELTRA経由の現地ツアーを利用して訪れました。熱心に英語を学んでいたころなので、日本語ガイドではなく英語ガイドで手配しました。大きなバンに参加者は私たち2人だけ。

 

最初に卵の殻アートの工房を訪れました。カエル好きな妻はここでカエルの絵を購入しました。今も我が家にあります。

 


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卵の殻アートはたしかベトナム戦争で足を失った人たちの現金収入を得る手段として始まったとガイドさんから聞いた記憶があります。

 

 

 

その後、田舎道をひたすら走ると街が現れ、そこがタイニン省の省都タイニン市となります。

 

タイニン市は人口14万人ほど、カオダイ教の総本山があります。

 

カオダイ教は、ベトナムの新興宗教のひとつで、その思想は、仏教、キリスト教、イスラム教、儒教、道教をミックスして成り立っています。

 

タイニン省を中心に広がり、信徒数約100~300万人といわれています。

 

ja.wikipedia.org

 

おもしろいのはド派手な礼拝堂です。カオダイ教の礼拝所はだいたい正面にふたつの塔が建っており極彩色にペイントされています。

 

ちょっと南国風でもありますかね。

 

内部はさらに派手。天井は青空のようにペイントされ、床は幾何学模様のタイル貼り。ピンク色の柱には竜が巻き付いています。

 

礼拝堂の奥に鎮座する、カオダイ教のシンボル「カオダイの目」。これは天眼と呼ばれ「宇宙の原理」「宇宙の至上神」の象徴らしいです。

 

私は浦沢直樹さんの漫画「20世紀少年」に出てくる「トモダチ」を連想してしまいました。



かわいいような不気味なような(笑)

 

ツアーでは、礼拝のために信徒の方々が集まりはじめる正午前に到着し、建物内部を軽く見学。

 

Wikipediaより引用

12時前になると、続々と装束を着た人々が集まってきます。カオダイ教では1日4回の礼拝があって各礼拝は1時間とガイドさんは言っていたような・・

 

とにかく一日に占める礼拝時間がやたらと多い。私はムリ。

 

カオダイ教の信徒には階級があり、位の高い人は赤や黄色、青色など色のあるの装束を着ています。白い装束はふつうの信徒です。

 

礼拝が始まる時間になると、階段で観光客は2階の回廊に上がり、礼拝堂を見降ろすような形で見学します。

 

礼拝が始まると厳粛な雰囲気です。

 

男性信徒たちによる楽器の生演奏と女性信徒たちのコーラスが繰り返され、粛々と祈りの時間が過ぎていきます。

 

他のツアーの参加者同様、私たちも礼拝の邪魔をしないように途中で退席し、次の目的地であるベトナム戦争史跡のクチトンネルへ向かいました。