まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

奈良ホテル 花菊でランチ

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いつものケチくさい記事とは真逆の記事です。😀

 

 

奈良ホテル


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奈良公園に隣接する奈良ホテルです。

 

奈良ホテルは日本を代表するクラシックホテルのひとつです。私と妻は一度ティーラウンジを利用したことがありますが、母と妹は初めて。

 

今日は私、妻、私の母、妹の4人で食事に来ました。

 

主な目的は、父が死んで長年の介護から解放された母をねぎらうことです。

 

介護でほぼ10年間、墓参り以外どこにも行けなかったと言っていました。

 

また、遅めの敬老の日でもありますね。9月はなんだかんだと暑かったです。

 

年寄りを連れ歩くのに、いい気候になってきました。


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本館のフロントです。奈良ホテルは1909年の営業開始で、114年の歴史があります。設計は辰野金吾と片岡安です。


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廊下に皇族が来たときの写真が並んでいて、母が興味深そうに見てました。

 

「この人もう死んでもうたなあ」

 

高円宮殿下のことのようです。亡くなられたのは2002年のことのようですが、私はまったく覚えていないです。よく知ってますね。

 

日本料理 花菊


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食事はホテル内の日本料理花菊にて。

 

奈良ホテルには有名なメインダイニングの三笠がありますが、あちらは洋食(フレンチ)なので、今回は年寄りがいることもあり和食にしました。


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窓際の席および会席のコースを予約してありました。


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奈良盆地を一望するとても眺めのいい席です。


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お品書きです。


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ドリンクはノンアルコールのロゼワイン、カプリースのスパークリングなど。


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前菜の帆立ひも雲丹和え、柿の彩砧巻き、秋刀魚八幡巻き、胡麻ポテト、葛いが栗です。

 

季節感がありますね。


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目でも楽しめますね。


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煮物椀の潮仕立てです。


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具は南京そぼろ真丈、茸、大和まな、紅葉麩だそうです。

 

大和まなとは緑の菜っ葉です。


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お造り3種です。マグロと鯛とカンパチで内陸県の奈良とは思えないくらい美味しいです。


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秋鮭の木の実焼き。栗と生クリームのソースがかかっています。


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器も凝っています。


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奈良県産郷ポークの塩麹煮です。もともと豚の角煮は大好きですが、これはとても上品な角煮です。


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御飯(奈良県産ひのひかり)、香の物、留椀です。


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葡萄と林檎のゼリーです。葡萄はナガノパープルだそうです。

 

以上でコースは終了です。


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秋晴れのお天気、最高のロケーションに手の込んだ美味しい料理の数々で満足です。😀

 

給仕も和服を着た女性が行うので、非日常感がありますね。

 

母も喜んで、今度はメインダイニングルームの三笠に行ってみたいと言っていました。そういう欲が出てくるのは良いことだと思います。


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今回の店選びで、奈良ホテルと高級旅館「ふふ奈良」のレストラン「滴水」のどちらにするか悩んだのですが、奈良ホテルにしてよかったです。

 

奈良ホテルの名前は関西ではよく知られています。おそらく母も何人かの友人に、「奈良ホテル行ってきたよ」と話すのではないかと思います。

 

その時に「奈良ホテル」と「ふふ奈良」ではブランド力がかなり違うと思います。若い人なら「ふふ奈良」でもいいとは思いますが。

 

母はホテルのショップでうれしそうに、奈良ホテルの名前入りの奈良漬など、誰に渡すのか知りませんが、ここぞとばかりにお土産を買い込んでいました。

 

ザ・バー


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食後はコーヒーと甘いものが食べたくなったので、ティーラウンジに行きました。

 

ただしティーラウンジは満席だったためバーのその名も「ザ・バー」に案内されました。

 

ティーラウンジのほうが庭に面していて、たまに鹿もやってきて良いのですが、バーもあまり利用することはないから、これはこれでいいかと思いました。


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いいお値段だけあってコーヒーもケーキも美味しかったです。


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かりがね茶のケーキです。