まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

山は低くても舐めたらアカン 屋島ハイキングがキツかった

スポンサーリンク

久しぶりのハイキングに行ってきました。

 

 

琴電屋島駅


f:id:tamikiti67:20231024233132j:image

朝7時、陽の光が差し込む琴電屋島駅です。

 

(琴電ではなくレンタサイクルでここまでやってきました。)


f:id:tamikiti67:20231024233159j:image

ここから屋島に歩いて登ることにしました。


f:id:tamikiti67:20231025212735j:image

目の前にある屋島。まずは写真右側のとんがったところ、冠ケ嶽(260m)を目指して登ります。

 

屋島神社


f:id:tamikiti67:20231025212808j:image

山麓の讃岐東照宮屋島神社です。



f:id:tamikiti67:20231025212844j:image
慶安4年(1651年)、初代高松藩主・松平頼重が、香川郡宮脇村の本門寿院境内に東照大権現(徳川家康)の神廟(東照宮)を建立したのが始まりの神社です。


f:id:tamikiti67:20231025212936j:image

振り返ると高松の街がよく見えます。

 

すべりやすいルート


f:id:tamikiti67:20231025213020j:image

屋島神社の脇から登り始め、イノシシよけの柵の扉を開けて山の中に入っていきます。


f:id:tamikiti67:20231025213050j:image

登山アプリYAMAPのルート図に従って歩きますが、道とはいえない道が続きます。


f:id:tamikiti67:20231025213139j:image
目印はテープのみ。

 

テープを探して歩きますが、すぐに見当たらずあたりを見回してみることも。

 

写真ではたいしたことなさそうに見えるのが残念ですが、かなりの急傾斜です。


f:id:tamikiti67:20231025213218j:image

こんな道を紹介するYAMAPアプリはいかがなものでしょうか。🙄

 

直登ルートなので斜面が急なのは予想していましたが、石が転がるザレ場も多く歩きにくいことこの上ないです。😂

 

靴底ツルツルのジョギングシューズできた私も悪いですが、足元が非常に滑ります。

 

滑りやすい急斜面に、両手で木の根っこや枝をつかんで這いつくばるように登る箇所もありました。

 

軍手が欲しいくらいです。

 

30分ほど悪戦苦闘、屋島山頂を取り囲む崖の下にたどり着きました。


f:id:tamikiti67:20231028202532j:image

 

崖の下が道のように見えたので進んでみます。


f:id:tamikiti67:20231028182817j:image

東側に眺望が開けていましたが、この先進むことはできません。


f:id:tamikiti67:20231028182904j:image

上を見てもただの崖にしか見えません。YAMAPによるとここを登るらしいですが、冗談はヨシ子です。😨

 

話は変わりますが、屋島は規模こそ月とスッポンくらい違いますが、南米ギニア高地のテーブルマウンテンのような形状をしていますね。

 

なんか地質学的におもしろい。

 

ja.wikipedia.org

 

とりあえず引き返して崖の下を巻くことにしました。YAMAPのルートには無い道です。

 

いちおう迂回路という看板がありました。この迂回路は私の進もうとしている崖下の道を意味しているかどうかはわかりません。

 

こんな崖も岩登りとか好きな人は登るかもしれませんね。

 

崖の下にはたくさん石が落ちていたので、気をつけていないと上からの落石とかありそうです。

 

また、浮石も多く気をつけないと転倒してしまいます。実際一回転倒して尻もちつきました。

 

YAMAPの良くないところは、どのルートもすべて同じ赤線で書かれていて、コースの難易度がよくわからないんですよね。

 

むかしの紙のヤマケイ地図だと、危険なルートや踏み跡程度の不明瞭なルートは破線で記されていて一般ルートと区別されていました。

 

(後日別の山でYAMAP見たところ、破線のルートが載っていました。とすると、これは一般ルートなのか。私のレベルが低すぎるんだな。😨)

 

転んで骨折とかしたら遭難か・・。標高300m以下の山で遭難したら恥ずかしいなあという思いが頭をよぎりました。


f:id:tamikiti67:20231028202611j:image

 

冠ケ嶽

 

幸い崖の上の平坦部にたどり着くことができました。

 

駅から見えていた屋島最南端の冠ケ嶽の山頂です。YAMAPの情報を見てみると、この下から登ってくる人もいるそうです。そんなルートは無かったように見えましたが・・・

 

ちょっと朝もやがかかっていますが景色はなかなか良いです。

 

屋島ケーブル山上駅跡

 

山頂の平坦部を北へ歩くと、廃墟化したケーブルカーの山上駅がありました。

 

屋島ケーブルは戦前の1921年から2005年まで営業していたそうです。廃止されてから18年たっているわけですね。

 

当時のお土産物屋もそのまま放置されていました。

 

屋島南嶺

 

四国霊場第84番の屋島寺へ向かって歩きます。快適な道です。

 

途中に何の標識もありませんでしたが、道が分岐していました。

 

屋島最高地点の屋島南嶺にでました。

 

一等三角点がありました。

 

屋島南嶺に対し屋島北嶺もありますが、南嶺のほうが少し高く、ここが屋島の最高地点となります。

 

屋島寺

 

四国88ケ所霊場の第84番札所の屋島寺です。

 

今は屋島ドライブウェイがここまで通じていますが、交通手段の無い昔は参拝もかなり大変だったことでしょう。

 

お遍路さんの姿もありました。

 

お遍路さんというと年寄りのイメージを昔もっていましたが、見ていると意外と40代から50代くらいの人が多いような気がしました。私とあまり変わりません。

 

まだまだ現役の方々だと思いますが、短い休みを利用して分割してまわっているのでしょうか。

 

 

獅子の霊巌展望台

 

獅子の霊巌展望台にやってきました。屋島はネコが多いです。

 

 

空気が澄んでいたら瀬戸大橋も見えるですが、この日はちょっともやっていました。

 

高松の街と鬼ヶ島伝説のある女木島です。

 

新屋島水族館

 

山上にある日本でも珍しい水族館の新屋島水族館です。

 

ここまでお客さんは来るのでしょうか?ちょっと心配になります。入場料払って見てあげようと思いましたが、開館時間の9時までまだ時間がありましたし、他に行きたいところがあるのでやめておきました。

 

入場料は1,500円です。

 

やしまーる

 

高松市屋島山上交流拠点施設「やしまーる」です。おしゃれな建築物ですが、名称がベタですね。(笑)

 

2022年、屋島の山上に誕生した新ランドマーク。地形に合わせて建築された、起伏と曲線がユニークな約200mの回廊型施設です。
施設は、ガラス張りで開放感があり、屋根瓦には庵治石が使われ、光の加減によって、色の見え方が変化するのが魅力です。周辺の自然環境と調和する中庭の散策も楽しめ、展望スペースからは高松市街地や瀬戸内海の多島美が堪能できます。源平合戦をテーマにしたパノラマアート作品の展示スペースや、屋島の狸をモチーフにしたスイーツも揃うカフェコーナーも併設。地元菓子メーカーと香川大学が共同開発した、クッキーをはじめとする土産物も人気です。

 

高松市屋島山上交流拠点施設「やしまーる」|スポット・体験|香川県観光協会公式サイト - うどん県旅ネット

 

四国のみち

 

「四国のみち」に指定されている道を下って帰ることにしました。屋島へ徒歩で登る場合はこちらがメインなんですね。

 

登ってくる人とたくさんすれ違いました。

 

めちゃくちゃ整備されていて、登ってきた道と大違い。😅

 

屋島城跡や・・・

 

加持水といった史跡もあります。

 

下界に下りてきて、振り返って望む屋島。山は低くても舐めてはダメですね。

 

山腹に斜めに2本走る筋が屋島ケーブルの跡のようです。

 

屋島駅近くのマクドナルドでちょっと休憩&スマホのバッテリー充電。


f:id:tamikiti67:20231028202643j:image


f:id:tamikiti67:20231028202720j:image