屋島をハイキングしたあとは八栗寺に行ってみることにしました。
八栗寺は五剣山の中腹にありケーブルカーでアクセスできますが、ケーブルカー山麓駅に至る道がけっこう登り坂でした。
レンタサイクルが非電動で変速機なしだったのでかなり大変でした。
あきらめて自転車を押して登りました。
きっつう〜😭
八栗ケーブルカー
八栗ケーブルカーの山麓駅に到着しました。
料金は片道が600円、往復で1,000円です。窓口で片道切符を買い発車時刻を待ちます。およそ15分毎の運転です。
八栗ケーブルは1931年に開業で、90年以上の長い歴史があります。
路線距離は約700m、高低差は167m。
乗客は私を含めて3人でした。けっこう寂しいですね。八栗寺には車でも登れるそうなので、自家用車で訪れる人が多いのでしょうか。
廃止にならなければいいですね。
車両は日立製で昭和39年製造のようです。
八栗寺へは歩いても登れないことはないですが、ケーブルカーに乗るのもお楽しみのひとつ。
対向の赤いケーブルカーとすれ違います。
そういえば車内は弘法大師にまつわるという演歌のようでそうでない謎の曲がかかっていました。
八栗寺
山上駅に到着しました。
八栗寺の背後にそびえる五剣山(375m)は八栗山とも呼ばれますが、山頂は危険なため立ち入り禁止になっているようです。
(YAMAPにはその立ち入り禁止区域にも入って登山している活動日記がチラホラ)
確かに登ってみたくなるかもしれません。
八栗寺は四国八十八カ所85番札所です。先に訪れた屋島寺は84番でした。
多宝塔です。
このあたり高級石材の庵治石の産地ですので石がふんだんに使われています。
私も死ぬ前にお金があまったら、自分の生きた証としてどこかのお寺に壱百万円ほど寄付して自分と妻の名前を彫った石でもおいてもらおうかな。
(ウソ)
本堂です。上半身だけお遍路さんがいらっしゃいました。全身白装束の人はそういないんですね。
こちらにも。なんとなく定年退職後すぐくらいの年代の方が多いような気がしました。
聖天堂です。屋栗寺は八栗聖天とも呼ばれているそうです。
大根?
境内には「巾着」や「大根」のマークが多く見られますが、これはお聖天さまを一生懸命に拝むことによって手にされるご利益を表しています。まず「巾着」は福徳財宝の獲得や商売繁盛を表し、「大根」は良縁成就や身体健康さらには夫婦仲良く末永い一家の和合などを意味しております。
【公式Webサイト】八栗のお聖天さま|第85番札所 五剣山観自在院 八栗寺
こちらの道を通ってケーブルカー山麓駅へと下山していきます。
その途中のお迎え大師像です。高松市を見渡す好展望地で、天気に恵まれると徳島の剣山も見えるそうです。
先ほど登った屋島も見えました。
おそらく歩いて登ってきても、15分から20分くらいで八栗寺に登ることができると思います。
27%の激坂が途中にありました。