最近、ネットで目にした記事です。非正規雇用労働者の89%が正社員にはなりたくないそうです。
私もそのひとりですね。🙄
記事より一部引用します。
総務省の「労働力調査」によれば、日本の2,090万人の非正規雇用労働者のうち、正規雇用を望んでいる人(正社員になれなかったので非正規で働いている人)は、実は全体の11%しかいません。残り89%の人々は、自分で非正規社員を選択しているのです。
しかしこれを、「好きで選んでいるならいいではないか」と、非正規雇用の労働条件の悪さや賃金格差を是認する論拠にすることはナンセンスです。むしろ考えるべきは、彼ら彼女らが「正社員を望まない」のは、正社員に求められる拘束が多すぎるからではないか、ということです。
あらためて上記記事によると日本の非正規労働者2,090万人のうち89%が正社員になることを望んでいないそうです。
多い数字にも見えますが、令和3(2021)年の非正規雇用労働者は、男女別では男性652万人(21.8%)、女性1,413万人(53.6%)となっています。
男女別では女性の割合が圧倒的に多いです。
旦那の扶養に入っている妻が正社員になりたいと思うケースはたいへん少ないでしょうから、男女ひとまとまりにして89%が正社員になることを望んでいないというのは、ちょっと乱暴な議論だと思います。
男性だけだと割合はかなり違ってくるのではないでしょうか。
ただし私も45歳終了時に正社員をやめた後、一度も正社員で働いたこともありませんし、正社員を希望して就職活動したこともありません。
正社員にはなりたくないですね。
理由をあらためて考えてみようと思います。
1.就職活動が面倒くさい
45歳過ぎると正社員として採用してもらうのはなかなか難しくなってくるのは分かっていますし、いまさら頭下げて「ぜひ御社で働かせてください」なんて言えません。
プライドはまったくないですが、なぜか「働かせてください」ではなく「働いてあげる」という上から目線的な意識が強かったです。
頼まれてそれなりの条件が提示されれば正社員で働いてあげてもいいですが、自分から正社員になりたくないですね。
企業もそんなヤツ、正社員として採用したくないですよね。😅
2.辞めるのが面倒
そもそも正社員として縛られるのが嫌なんですね。
正社員だと途中でやめるのはまるで犯罪者か落伍者みたいな扱いになってしまいます。辞めたいときにさっさと辞められる環境がいいです。そうなるとやっぱりアルバイトですね。
3.転勤がイヤ
退職前に勤めていた会社は通勤Ⅰ時間半までなら、引っ越しせずに通えという方針でした。電車通勤ならまだしも車で毎日片道1時間半、往復3時間もかけて通勤していたらどこかで交通事故にあって死ぬ可能性大です。
そんなことやってられません。かと言って引っ越しを伴うのも面倒くさいです。
4.休みがとりにくい
正社員だと有給休暇も取りにくいし、多少の体調不良でも出勤しないといけません。
また、老いた親がいると不測の事態にも対応しにくくなってきます。気軽に休めるバイトのほうが多少給料は少なくても良いです。
5.会社の方針に不満
売り上げアップのために自爆営業しないといけないようなキャンペーンがあったり、怪しい商品売らされたり、会社上層部に対してアホかと思っていました。何でそんなことせなあかんねん。
どこかの外部コンサルタントにカモにされとるわ。。。💀
都度変わるスローガンみたいなのもアホらしかったですね。あまりそういうのに関わりたくないです。バイトみたいな気楽な立場が一番です。
わがまま。
6.残業がイヤ
会社にもよるでしょうが、正社員ならお金のつかないサービス残業も発生します。バイトなら残業代もちゃんと支払われます。
7.会社行事がイヤ
飲み会はもちろん、新卒で勤めていた会社はマラソン大会やソフトボール大会、BBQなどもありました。独身寮では寮祭なんてものもありました。
勤務時間以外に拘束されるのは嫌です。バイトならそんなことに参加しなくてもとやかく言われることはありません。
8.正社員としてじゅうぶん働いた
新卒から20年近く正社員として働いたのでじゅうぶんでしょう。
石の上に3年ではないですが、20年近く耐えたのですから、あとはアルバイトでも無職でもなんでも好きに生きていってもバチは当たらないでしょう。🙄
9.ガツガツ働く必要なし
そもそもそれほどお金が必要なライフスタイルではありませんので、ほどほどに稼げればOKです。
バイトでもなんとかなっちゃいます。今のバイト先には感謝しないといけないですね。
まとめ
まとめると要は「縛られたくない」「お金にならない無駄なことはしたくない」ということだと思います。
若い頃はそれも社内で出世するための努力のひとつかと思っていましたが、今はまったくないですね。
いただけるお金のぶんは働きますが、それ以上にもそれ以下にも働こうという気持ちは無いです。非常にシンプルです。
※若い頃(30代終了くらいまで)は、いただけるお金以上のパフォーマンスを見せておいたほうが良いと思います。😎