まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

有馬温泉の泉源巡り

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日本三古湯のひとつ、有馬温泉に行ってきました。

 

 

神戸電鉄の有馬温泉駅です。有馬温泉に来るのは17年ぶりで、前回は団体旅行で観光バスでやってきて、旅館に直行、翌朝に観光バスで帰ったので、温泉街はまったく歩いていません。

 

古泉閣泉源

 

温泉には入りませんが、温泉街を歩いてみました。😛

 

駅から2分、有馬温泉の源泉のひとつ、古泉閣源泉です。有馬温泉って本当に温泉が湧出しているんですね。疑っていました。

 

無理やり地下深く掘って、採取した地下水を加熱しているんじゃないかと思っていました。特に火山地帯というわけでもないですもんね。

 

ねねの橋です。豊臣秀吉の妻の「ねね」の名を冠しています。有馬温泉は豊臣秀吉ゆかりの地ですね。

 

有馬名物炭酸せんべいの店には多くの人が立ち寄っていました。

 

有馬温泉は思っていたより若いお客さんが多いです。

 

年寄り向け観光地だと思っていましたが、ぜんぜんそんなことはないですね。ちょっとビックリ。

 

創業令和三年の暖簾がかかった有馬庵。えらく新しい。

 

金の湯

 

有馬温泉で最も有名な外湯の金の湯です。鉱物を豊富に含む金色の湯が特徴です。

 

風情のある道を進みます。

 

妬泉源

 

うわなりの湯の看板がありました。

 

うわなりの湯のすぐ近く、妬泉源です。

 

金泉が湧出する源泉で、美人が前を通ると、嫉妬してお湯を吹き出すそうですが、私の妻が通っても何の変化もありませんでした。正直ですね。😀

 

それでも蒸気は吹き出ています。

 

銀の湯

 

少し坂をあがると銀の湯です。金の湯と並ぶ有馬温泉の外湯で、銀泉に入れる施設です。有馬温泉では無色透明のお湯を銀泉と呼びます。

 

極楽泉源

 

その先、少し歩くと極楽泉源がありました。秀吉が作らせた湯殿に金泉を送っていたそうです。

 

今はどこかの温泉旅館に湯が送られているのでしょうか。

 

温泉寺と湯泉神社

 

有馬温泉の歴史ですが、日本神話において大己貴命と少彦名命が、湯を浴び傷を癒す三羽のカラスの様子から発見したとされる。

 

631年に舒明天皇が約3か月滞在したことが日本書紀に見られるそうです。

 

奈良時代には行基が温泉寺を建立しました。また、豊臣秀吉は9回も有馬温泉を訪れたそうです。

 

奈良時代の僧、行基の像です。東大寺の造営に深くかかわった人物ですね。

 

温泉寺です。

 

行基が742年に建立したとあります。

 

湯泉神社です。

 

有馬温泉を発見した大己貴命と少彦名命を祀っていると書かれたりあります。

 

本殿はこの階段を登った先にあるようです。(登りませんでした)

 

歩いていると石仏があったりします。不動石仏(一願不動地蔵)です。

 

レトロな看板ですが新しそうです。

 

御所泉源

 

御所泉源がありました。金泉が湧出するようです。17年前に有馬に来た時は、CMで有名な兵衛向陽閣に宿泊し、金泉に入ったことがあります。

 

御所泉源からも蒸気が出ていました。泉温は63.9度だそうです。

 

配管のまわりが、鉱物で酸化し赤くなっています。

 

天神泉源

 

近くの天満宮にも泉源があります。

 

天神泉源です。

 

金泉が湧出する有馬を代表する泉源とあります。先ほどの外湯の金の湯と近いので、ここから湯を引いているのかもしれません。

 

山間に旅館やホテル、住宅が密集している有馬です。

 

生炭酸せんべい

 

生炭酸せんべいを売っているお店に立ち寄りました。2枚100円です。何が生なのかと思うと、焼き立てを生と言うようです。

 

2秒以内に食べてくださいと言われました。確かに2秒くらいだと、まだ柔らかいです。しかし急速に固くなり、10秒もたつと普通のパリパリの食感の硬い炭酸せんべいに変化していきました。

 

おもしろいですね。化学変化のようです。

 

生炭酸せんべい2枚で満足して、お土産用の炭酸せんべいは買いませんでした。

 

神戸鉄道に乗って有馬温泉から神戸市内を目指します。