大阪の中之島にある中之島美術館を初めて訪れました。
2022年開館の新しい美術館です。
広々としています。
券売機で観覧券を購入しました。
長いエスカレーターで4階に上がります。
今日のお目当ては醍醐寺国宝展です。
醍醐寺のお宝、国宝重要文化財が目白押しの注目の展覧会です。
(たぶん・・・)
借りませんが音声ガイドは麒麟の川島明さん。いい声していると、こういう仕事もあるんですね。
展覧会の概要です。(引用)
京都市伏見区に位置する醍醐寺は、平安時代前期の貞観16年(874)に理源大師聖宝(りげんだいししょうぼう)によって開創されて以来、真言密教の拠点寺院として、歴代の皇族や公家、武家の信仰を集め歴史の表舞台において重要な役割を果たしてきました。
醍醐山山上(上醍醐)と山裾(下醍醐)の二つの伽藍からなる醍醐寺は、山の寺としての性格を持ち、国家安泰や祈雨など種々の祈願の場として、また江戸時代初期からは修験道の拠点寺院として発展してきました。
本展では、「山の寺 醍醐寺」「密教修法のセンター」「桃山文化の担い手」の三つの章に加えて、醍醐寺の特徴を紹介するコーナー展示「秘法継承」「密教法具一神秘の造形」「修験の寺」「引き継がれる聖宝の教えー顕密兼学の精神」「醒醐寺の近代・現代美術」を設け、醍醐寺に伝わる国宝14件、重要文化財47件を含む約90件の宝物を大阪で初めて大規模にご紹介します。
秀吉や北政所が愛した桜にまつわる寺宝も華やかに花を添えるなど、その歴史と美術を展観する貴重な機会となります。
お宝がたくさんありました。仏像の出品は以下です。
国宝 薬師如来光背小七仏薬師像(平安時代(10世紀))
国重要文化財 如意輪観音坐像(平安時代(10世紀))
国重要文化財 吉祥天立像(平安時代(12世紀))
国重要文化財 帝釈天騎象像(平安時代(10世紀))
国重要文化財 閻魔天騎牛像(平安時代(12世紀))
国重要文化財 快慶作・不動明王坐像(建仁3年(1203))
国重要文化財 大威徳明王像(上醍醐五大堂五大明王像のうち)(平安時代(10世紀))
国重要文化財 金剛夜伹明王立像(上醍醐五大堂五大明王像のうち)(頭部 鎌倉時代(13世紀)、体部 江戸時代)
6/15~8/25 開創1150年記念 醍醐寺 国宝展(大阪中之島美術館) | 展覧会 | 仏像ニュース
パンフレットなどに使われているのは如意輪観音座像ですね。高さ1mくらいの大きさでした。
その他、ゾウに乗った帝釈天騎象像や、牛に乗った閻魔天騎牛像がユニークです。
国宝、重要文化財の仏像を手の届きそうな距離、360度から鑑賞できるのは、またとない機会だと思います。
曼荼羅も平安時代の色合いがそのまま残っているんですね。
寺で使われた法具などの工芸品も緻密で素晴らしい。
平安時代から安土桃山時代にかけての歴史を今に伝える貴重な絵図や古文書関係も多数展示。
おー、すごいです。
でも3日もすれば何を見たか忘れるんですよね。😅
ほんとは写真撮影して、あとから振り返ることができればいいのですが、そういう人はミュージアムショップで売っている2,800円の図録を買いなさいということですね。
写真撮影は全面的に禁止です。
あと単眼鏡というのですか、双眼鏡の片目だけのやつを持っている人が多かったです。
通っぽいのですが、自分の世界に浸ってなかなか移動してくれないので、ちょっと邪魔かなあと思いました。
私も買おうかな。
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平日昼間でも人がけっこういたので、週末にもなると多くの人が押し寄せるのでしょう。