小田原駅の東口です。
小田原市は神奈川県西部の中心都市で人口18.6万人。
もう少し多いのではと思っていましたが、そうでもないんですね。
小田原の町はいつも通過するばかりで、駅の外を歩いたことがありません。
そこで小田原のシンボルとも言うべき小田原城に行くことにしました。
駅前ではクソがつきそうな暑さにも関わらず、マルシェが行なわれていました。
(でも名古屋に比べると暑さはマシなほうかも)
これがミナカ小田原(後ろのビル)と小田原新城下町ですね。
観光客で賑わっていました。
10分ほど歩いていよいよ小田原城へ。
天守までに門が3つあります。
日本で7番目に背が高いという小田原城天守です。
(1番は大阪城、2番は名古屋城で復元天守を含みます)
屋根が入母屋造の特徴的な形をしています。
小田原城が初めて築かれたのは、大森氏が小田原地方に進出した15世紀中ごろのことと考えられています。1500年ごろに戦国大名小田原北条氏の居城となってから、関東支配の中心拠点として次第に拡張整備され、豊臣秀吉の来攻に備えて城下を囲む総構を完成させると城の規模は最大に達し、日本最大の中世城郭に発展しました。
江戸時代を迎えると小田原城は徳川家康の支配するところとなり、その家臣大久保氏を城主として迎え、城の規模は三の丸以内に縮小されました。稲葉氏が城主となってから大規模な改修工事が始められ、近世城郭として生まれ変わりました。その後、大久保氏が再び城主となり、箱根を控えた関東地方防御の要衝として、また幕藩体制を支える譜代大名の居城として、幕末まで重要な役割を担ってきました。
入城料は大人510円です。
入るかどうか迷いましたが、2度目はないかもしれないと思い入ることにしました。
その場でアソビューからクレカ払いで購入しました。
内部は博物館になっていて一部撮影禁止のところがあり、念のためほとんど写真は撮りませんでした。
北条早雲から始まる北条氏の歴史と、豊臣秀吉による小田原攻めに関する展示、豊臣軍に対抗するため、総構えと呼ばれる周囲に張り巡らされた土塁の解説など戦国〜安土桃山時代に関するものが中心です。
天守が建設されたのは江戸期になってからだそうです。
内部は5層になっており、一番上からは眺望を楽しむことができます。
箱根山です。
北条早雲になった気分です。
(北条早雲のときには天守はありませんでした😑)
江戸時代には小田原城は江戸を守るための関所として重要な役割を果たしたそうです。
東海道の箱根の関をはじめ、脇街道も含めて6ヶ所の関所を管理してこれは最も多かったそう。
今でこそ丹那トンネルや東名高速があって、関東とその西との行き来は簡単ですが、昔は違ったのでしょうね。
地形からみると関東は山に囲まれた要塞みたいなものだったと思います。
したがって豊臣秀吉は小田原攻めの際は多数の船を用意して海からも攻めたわけですね。
小田原駅です。
踊り子号が駅に入るところでした。
小田原競輪場です。こんなところにあったんですね。
こちらではまだ発掘調査中のようです。
JR東海道線を跨ぐ青柳橋から見る小田原城。
チョコザップ小田原城山店で筋トレしました。
ガラガラ。😄
小田原駅西口の北条早雲像です。
約2時間ほどの小田原散策でした。次回があれば鈴廣のかまぼこを食べようと思います。