まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

【滋賀】聖徳太子ゆかりの太郎坊宮に行ってきました

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18きっぷのこの夏7日目(7回目)です。

 

大阪の実家へ帰る途中、滋賀県の太郎坊宮(たろぼうぐう)という神社に寄り道しました。

 


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太郎坊宮に行くには近江八幡駅から近江鉄道に乗車します。

 

ここから先、八日市までは万葉あかね線の路線名がつけられています。


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2両編成の電車でした。


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15分もかからないくらいで、太郎坊宮前駅に到着しました。

 

これから向かう太郎坊宮は正式には阿賀神社という名ですが、通称の太郎坊宮が定着しすぎて駅名にもなっています。


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案内板にありますが、このあたり聖徳太子ゆかりの場所なんですね。

 

太郎坊宮は「勝利と幸福を授ける神様」として信仰され、古くから「神験即現(しんげんそくげん、神様のご利益がすぐに現れる)」の大神とたたえられました。


聖徳太子をはじめ、伝教大師最澄や源義経などの尊崇を集めました。


現在はプロスポーツ選手を始め、第一線で活躍する企業経営者、政治家、職人、ビジネスマンなど、業種を越えた多くの方々が太郎坊宮の大神様のご利益を仰がれまそうです。

 

www.tarobo.sakura.ne.jp

 

聖徳太子がお参りしたということは、それ以前からあるとても古い神社なんですね。


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駅を出てしばらく歩くと太郎坊宮の一の鳥居がありました。


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歩く先に見えるのが太郎坊宮のご神体の赤神山(太郎坊山)です。三角にとがった岩山で非常にわかりやすいです。


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二の鳥居です。


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赤神山の険しい斜面に造営されたのが太郎坊宮です。


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ふもとから本殿までは742段の石段と案内板に書いてありました。

 

中腹にある三条駐車場まで車で行くと、そこから本殿までは259段です。

 

いずれにせよ、ある程度健康でないとお参りは厳しいですね。


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階段を100段ほど登ったところにある成願寺というお寺です。

 

伝教大師最澄が太郎坊宮にお参りし、ご神徳に感銘を受けて建立したそうです。

 

比叡山延暦寺を建てて天台宗を開いた、あの最澄ですね。


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石段はそんなに気にならないんですが、この日は午前中に雨が降ったようで湿気がものすごかったです。

 

滝のように汗が吹き出します。

 

(着替えは持ってきています)


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石段は無数の白木の鳥居で覆われていました。

 

白い千本鳥居という感じ。


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山上駐車場に到着しました。社務所などがありました。


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太郎坊宮の太郎坊は天狗の名前だそうです。

 

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 太郎坊天狗は、伝教大師が赤神山に社殿を建てようとした時には、山奥から現れて手助けしたといいます。

 江戸時代には「太郎坊宮の夫婦岩は天狗の住まいなので、人間は行ってはいけない」と書いてある書物までありました。

 「太郎」という名前は、最も優れたものや最も秀でたものに付けられる名前ですので、太郎坊天狗は人々から畏敬された存在であったといえます。

 そのため、太郎坊天狗が守る神社、太郎坊の宮となり、やがて太郎坊宮が定着したと思われます。

太郎坊宮について | 勝運の神・太郎坊宮ホームページ

 


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長楽殿です。


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御霊水龍神舎です。水は飲まないようにと書いてありました。


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ここから赤神山に登ることができますが、ご神体のため南側の峰への登頂は控えるようにと書かれています。


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永安殿です。


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だいぶ上まで登ってきました。もう一息。


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神の霊力によって開かれ「善良な人が通れば願いが叶い、悪心ある人が通れば挟まれる」との言い伝えがあるのが夫婦岩です。

 

両側の岩の高さは12mほどあり、隙間の幅は80cmほど。

 

私ほど善良な人はいないので余裕で通過です。😎


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夫婦岩を抜けると本殿が現れました。太郎坊宮の中で一番高いところにあります。


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近江平野の眺めがなかなか良いです。万葉集に出てくる蒲生野はこちらの平野をさすそうです。


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今まで登ってきたのは表参道で、帰りは裏参道を下ります。


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裏参道沿いには様々な石像がありました。


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裏参道の途中にある一願成就社です。この左奥にお百度参りの径がありました。


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一願成就社に奉納されている絵馬です。


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帰りの電車に乗る前に汗を拭いて、Tシャツを替えました。


くっさいマンになりそう。😅