今年も1年間ありがとうございました。今年最後の記事です。
大府駅

JR東海道本線の大府駅です。愛知県大府市です。
大府市は知多半島の根元にあり、人口は9万3千人の名古屋のベッドタウンです。
市内には自動車関連の工場が多く、ぶどう栽培など農業も盛んです。
私が愛知県に引っ越してきて、初めて住んだ町が大府市でした。
会社の寮に3年住みました。

駅は線路がたくさんあり、よく貨物列車が止まっていたりします。
朝夕のラッシュ時は通勤電車が優先なので、ここで待機しているのだと思います。

ここから武豊線が出ています。
武豊線は大府ー武豊間を結ぶ19.3㎞の路線で、知多半島の東側を走ります。
開業は1889年で1896年の東海道本線全通よりも早く、東海地区では最も早く開業した鉄道(武豊ー熱田間)になります。
当時は鉄道建設のための資材を輸入、武豊港に陸揚げしたため、他の路線に先駆けて敷設されました。

武豊線は2両編成もしくは4両編成です。
乗車したのは2両編成のワンマンカーです。
今でこそ電化されていますが、私が愛知県に引っ越してきた当時(1997年ごろ)はディーゼルカーが走っていました。
電化されたのはわりと最近で2015年のことです。

東浦町や半田市といった都市部を走るので乗車率はいつも高めです。

簡易改札の無人駅も多く、ワンマン列車では一番前のドアから下車、運転士さんが切符の確認を行います。

大府駅を出発しました。
緒川駅

緒川駅付近のイオンモール東浦です。2001年開業のかなり古参のイオンモールです。
亀崎駅

半田市に入って亀崎駅です。日本最古の現役駅舎とも言われています。
半田駅

半田市の半田駅です。500mほど西に名鉄の知多半田駅があり、利用者はそちらのほうが多いと思われます。
近くには半田市を代表する企業の一つ、ミツカンの本社があります。

半田駅周辺では高架化工事が進められていました。
並行する名鉄も地上を走っているので、半田の中心街は踏切による交通渋滞が問題ですね。
武豊駅

終着の武豊駅に到着しました。大府から約30分です。

駅番はCE09。大府駅から数えて9駅目。

線路は行き止まりになっています。

武豊駅の待合室です。こちらも500mほど西に名鉄の知多武豊駅があります。

乗ってきた電車は10分ほどの停車の後、大府駅へ引き返します。朝夕は名古屋に直通する区間快速も運行されています。

武豊は味噌の生産が有名な町ですが、この地図を見ると(左上のほう)駅から800mほど先に転車台があるんですね。
昔はそこまで線路があったということですね。しまった、そこまで見に行けばよかった。
と思ったら5年前に訪問していて写真がありました。


