コロナで外出自粛中の方もそうでない方も、ＧＷ中もお仕事の方も、皆さまお疲れ様です。
私の日常もコロナの影響を受けていますが、ブログではなるべくコロナ関係の記事は書かないように頑張っています（？）。ほんとは書きたいんですけど。
でも書くとしつこくなってしまうので書かない方がいいと思うのです。
そういうことで今日もコロナと関係のない、つまらない昔話ですがおつきあいください。
目次
神戸で一人暮らし
さかのぼること25年前の話です。阪神大震災が発生する少し前で、当時は神戸で一人暮らしをしていました。
住んでいたアパートの近所ですが、阪神電車の新在家駅と並行する国道４３号線の間に１軒の定食屋さんがありました。夕飯時です。お腹がすいていたので入ることにしました。
私はその店の常連というほどではないですが、それでも二週間に一回くらい利用していました。
タクシーの運転手さんがよく利用するような昔ながらのお店です。
エビフライ定食
私は８００円のエビフライ定食を注文しました。
１０分くらいでおばさんがエビフライ定食を運んできました。
私はその時何か考えごとをしながら食べていました。
そして食べ終わるとお店に備え付けのスポーツ新聞に目を通しました。スポーツ新聞には土地柄、阪神タイガースのことばかりが載っていました。
そして１，０００円札を握りしめ、おばちゃんのいるレジに行きました。
私：「ごちそうさまでーす」
おばちゃん：「おおきに、３００円まけとくさかい」
????????
私：「えっ、そうなんですか？（なんかようわからんけど）あ、ありがとうございます！」
おばちゃん：「あのエビな、ちょっと古かったん」
私：「え・・・・・・・」(-.-;)
おばちゃん：「大丈夫やった？変な味せんかった？」
私：「え、え・・・・」(；・∀・)
正直言って味のことは何も気にしていませんでした。
おばちゃん：「それは良かったわー! はい、お釣り。また来てな」
おばちゃんはお釣りの５００円玉を私の手に握らせました。
私：(*´Д`)ﾊｧﾊｧ
その後そのお店は・・・
気の弱い私は釈然とはしませんが、特に文句も言わず店を出ていくのでした。
なんかとても聞きたくない情報をおもいきり聞いてしまいました。（笑）
何も言わず８００円請求された方がまだよかったかもしれません。
内心、先に言ってくれたらメニューの変更はノープロブレムだったんですけどね。絶対エビフライが食べたいというわけでもありませんでした。
おばちゃん？店の主人？はエビの在庫処分をしたかったのかもしれません。
この気弱そうな兄ちゃんやったら古いエビを出しても大丈夫と思ったんでしょうか。
絶対に人を見て判断していると思います。(# ﾟДﾟ)
その夜お腹の調子が悪くなったりすることはありませんでしたが、以降は二度とその店を利用することはありませんでした。（笑）
それからおよそ３か月後、阪神大震災が神戸を襲いました。新在家付近は多くの建物が被害を受け、そのお店も無くなったようです。
その後、区画整理が行われ街並みは大きく変わっています。あの時の定食屋さんの人たちはどうなったんでしょうね。お店の名前ももうすっかり忘れてしまいました。
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