ある精神科医さんの動画を見ました。テーマは「同じ場所が好きな人、新しい場所が好きな人」ですね。動画の細かい内容は動画を見て頂いた方がいいと思います。
ここでは私について考察してみます。
同じところにはあまり行かない
私の場合は同じ店にはあまり行きませんし、同じ場所に何度も旅行することはあまりありません。旅行だと強いて言えば京都と奈良くらいです。
よく芸能人がハワイばっかり何度も行っているのを見たりすると、他に行くところないのかなと思ってしまいます。大きなお世話ですが。
基本的になんでも1回目の感動が一番大きく、2回目、3回目以降は1回目ほど感動することはないのではと思っています。
料理でもそうですね。たとえどれだけ美味しい品でも何回も何回も食べれば飽きてくると思います。
さらに同じ場所や店にあまり縛られたくないという深層心理があるのではないかと思っています。
特に飲食店の場合ですね。
基本的に私はシャイで人見知りするタイプなので、妻をのぞけば深い人づきあいは苦手です。よって同じお店に何回も通って顔を覚えてもらいたくないわけです。
もしも常連になってしまったら
「あ~ら、まーきちさん。最近顔見ないわね。どーしたの?ホホホ」
となりかねません。そうなるとたまには顔を見せないといけないかなと逆に気を遣ってしまいます。それは面倒くさいです。
飲食店などはその点チェーン店のほうが何も話しかけられず気楽で入りやすいですね。
もちろんチェーン店の方が当たり外れが少ないという安心感はあると思いますが。
食べ物の場合
あとは食べ物なども毎朝食べるフルグラと納豆は例外として、同じものばかり食べるのを避ける傾向があります。どれだけ美味しくてもですね。
まんべんなくいろいろなものを食べる方が体にいいですし、そもそも食べたことのないものに対して食べてみたいという好奇心はかなりあります。海外行ったら現地の食べ物をちゃんと試すほうですね。
ドーパミン体質とセロトニン体質
動画では新しい場所や店を好む人はチャレンジタイプでドーパミン体質、同じ場所を好む人は安心重視タイプでセロトニン体質としていますが、確かに私はチャレンジタイプのドーパミン体質なのかもしれません。
(ドーパミンと言ってもドーパミンドバドバ放出のギャンブルとかはまったくやらないですけどね。)
知らない場所に行くとドーパミン大放出のワクワク感はすごいあります。国内だろうが国外だろうが楽しくて仕方がありません。
そして知らない場所だと知っている人が誰もいなくて気を遣わなくて済む、落ち着くという面もありますね。旅の恥はかきすてではないですけども。
逆に同じ場所を好む人は無意識に癒しを求めているとも言えそうです。家にお金をかけるのもそうかと思います。
家を好きなインテリアで統一したり、食器にこだわったりするのも癒しを求めているんでしょうね。
そう考えると私の住んでいるボロい賃貸マンションは癒やしの要素はゼロです。室内干しの洗濯物の下で寝てるくらいですから。だから外に行くのか。
好奇心
動画でも好奇心がキーワードになってましたが、私は好奇心は幅広くあるほうかと思います。おかげでこのブログも取り上げる話題が支離滅裂。(読む方からすればテーマが決まっていたほうが読みやすいと思います。)
これはいろいろ楽しめるというメリットでもありますけど、逆に考えると物事を深堀りできない体質。
そしておそらく一つの物事を極める人というのは、同じ場所が好きなセロトニン体質の人に多いのではないかと思います。
同じ場所が好きということは好奇心が一つのモノに向き続けるということですよね。
よってそれぞれ一長一短あり、どちらが優れているとも言えないですね。
どちらにしても私は同じ場所にとどまるのは生理的に苦手です。コロナ禍でのステイホームはきついです。そもそもあまりしてないですけども。
でも年取って自由が効かなくなってくるとどうしましょう。少し不安はあります。本やネット、テレビだけで満足できるかな。