18きっぷケチケチ旅行の1日目、明石、坂越に続く3カ所目の途中下車です。
播州赤穂駅
JR赤穂線の播州赤穂駅です。大学生時代に友人たちと海辺でキャンプするために一度訪れたことがあります。久しぶりです。
赤穂という名の町はここだけなのに、なぜ駅名に播州がつくかと思ったら、開業当時に飯田線に赤穂駅(現・駒ケ根駅)が既にあったからなんですね。
(Wikipedia情報)
赤穂といえば忠臣蔵のモチーフとなった赤穂事件です。浅野内匠頭は赤穂藩藩主でした。
実は忠臣蔵の話、あんまり良く分かっていないんですけどね。そこまで興味ないというか。😅
昔、年の瀬になるとよくテレビで忠臣蔵の時代劇やドラマをやっていたと思いますが、そういう類のものは一度も見たことがありません。
駅は忠臣蔵に関するものだらけです。
赤穂城址までの道
駅から赤穂城址までは800m、南へと向かう道を歩きます。ボチボチ観光客らしき人が歩いています。
トマト銀行発見。岡山が地盤の第2地方銀行。
トマト銀行ももたろう支店のきびだんご定期預金があるらしい。
名物討入りそばです。討ち入り前にそばを食べたという言い伝えにあやかっているのでしょうか。
赤穂城址
赤穂城址にやってきました。大手門の二層隅櫓です。
大手門です。
大手門を入ったところです。
大手門の西側にある大石良雄(内蔵助)宅跡です。こちらの長屋門は江戸時代の建築だそうです。。
大石内蔵助の大石家は、浅野家が赤穂にやってきてからお家断絶まで、代々家老として仕えていました。
瓦に自分の名前を入れるかな?当時のもの?
良く調べていなかったのですが、赤穂城跡はとても広く、本丸、二の丸、三の丸がこの南にあったのでした。
ただの空き地または公園だと思っていました。赤穂城跡の肝心な部分は全く見ていません。
赤穂大石神社
大手門の西側に赤穂大石神社があります。
四十七士を祀るための比較的新しい神社のようです。
大石神社は明治天皇の宣旨を契機として明治33年神社創立が公許せられ、大正元年11月、四十七義士命を祀る神社としてご鎮座になった。
ご祭神は大石内蔵助良雄以下四十七義士命と中折の烈士萱野三平命を主神とし、浅野長直・長友・長矩の三代の城主と、その後の藩主森家の先祖で本能寺の変に散った森蘭丸ら七代の武将を合祀してある。
両サイドに四十七士の石像が並びます。夜に来るとコワそう。
大石内蔵助(おおいしくらのすけ)です。忠臣蔵のリーダー?
ちょっと怒っています。
大石主税(おおいしちから)です。
内蔵助の長男で四十七士最年少です。
大石神社本殿にお参り。
こちらはフォトスポットでしょうか。
絵馬コーナーですが、なぜかリラックマの絵馬も。なぜリラックマ?大石とどういう関係?
大きい陣太鼓の看板がありました。こちらも記念撮影に良さそうですね。こちらは隣接する義士資料館(有料)の敷地内にあります。
本殿の周りには忠臣蔵のストーリーが何枚もの絵馬で再現されています。
浅野内匠頭が江戸城松廊下で、理由はよくわからないけれど吉良上野介にブチ切れて刀で切りかかり、罰として幕府から切腹を命じられたのを、大石内蔵助以下47名が逆恨みし、吉良上野介の屋敷に押し入り、殺してしまったというストーリーですね。???
そして四十七士もみんな切腹。
討ち入りした四十七士に囚われ首をはねられる前の吉良上野介が描かれています。
私の住んでいる三河地区には旧吉良町(現・西尾市吉良町)があり、吉良家の本拠地です。
忠臣蔵ではやられた方なので、赤穂市のようにここまで積極的に忠臣蔵の吉良ということをアピールしていませんかね。全国的には悪役イメージが強いか。
花岳寺
大石神社と駅の間にある花岳寺に行ってみます。
花岳寺は浅野家を含む歴代赤穂藩主の菩提寺です。こちらの山門は赤穂城の塩屋惣門を明治時代に移築したもの。
ケチケチ旅行なのでケチってしまいましたが、大人400円の有料ゾーンには浅野家の墓や義士墓のほか、義士たちの遺品を展示した義士宝物館もあるそうです。
二代目大石名残の松。
本堂の天井画は今年の干支の虎でした。
義士ゆかりの鐘と言うことで太平洋戦争中も供出を免れた「鳴らずの鐘」。
岡山へ
約1時間半の赤穂市内散策でした。
途中にあったカオス。