父は90歳でデイサービスやショートステイ、ヘルパーさんの手を借りながら、母が介護しています。
あまり長生きするのも考えものですね。
母も85歳になって腰も曲がり、「下の世話がたいへん、もう限界」と良く言ってます。
子は私と妹がいますが、お互い仕事も自分の生活もあります。
そこで今年の5月に特別養護老人ホームの方と面談して、母の負担が大きいので早めに父が入所できるようお願いしました。
その時の話では、すぐに入所とはならないが、長めのショートステイをこまめに利用して、その間に空き部屋が出るようになったら入所できるかもという話でした。
先月の8月29日から9月7日までは10日間のショートステイでした。
そのさなか特養の担当者から定員に空きができたので、ショートからロングステイに切り替わり、おそらくそのまま入所になるでしょうと電話が母にあったそうです。
私としてはもう少し完全入所まで時間がかかると思っていましたが、きっと気を利かしてくれたんですね。
ケアマネージャーさんがかなり後押ししてくれたのかもしれません。
個人的にはやっと安心できるかと思いましたが、母親的にそうでもないようです。
というのも母はショートステイとロングスティ、正式入所の間に父が一度家に帰る機会があると思っていたようです。
一回帰宅できると最後の晩餐ではないですが、いいモノを食べさせてあげて、顔もしっかり見て、送り出す心の準備ができたようですが、それができなかったのが心残りだそうです。。
特別養護老人ホームでは昨今のコロナで面会が一切禁止になっています。月に1回オンライン面会があったかどうかというレベルです。
父親は認知症があるので、入所中に症状がより進行して母を認識することが難しくなる恐れもあります。
私はコロナがおさまれば再び好きな時に面会できるようになるよと声をかけるくらいです。
まったく根拠のない、ただの慰めですが。
あと細かいことですが、買い込んでいる父のための介護用オムツや介護食などが無駄になりそうです。
母は外に買い物に行けないので、私や妹が買って来て切れることが無いようにいつも多めに備蓄しています。
このままずっと入所することになれば不要になってしまいますね。
レンタルしている介護用ベッドなども返却しないといけないでしょう。
ただオムツは同じ市内に住む91歳の叔父が使うかもしれないという話が出てきました。
叔父も数年前までは定期的にゴルフに行っていましたが、だいぶ弱ってきているようです。
なお、父の顔を見たいと言っていた母の願いですが、後日スッタモンダがあって実現しました。
続く。