イギリスの人気テレビドラマシリーズ、ダウントン・アビーの映画版第2作目『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』を見てきました。
と言っても、ドラマも映画版第1作目も見たことはありません。ただの暇つぶしで何か面白そうな映画はやっていないかな?と調べて、この映画を知りました。
映画館は大阪のイオンモール四條畷内のイオンシネマです。
オーナズカード割引1,000円での鑑賞です。ポップコーン付き。
映画は第二次世界大戦前のイギリスが舞台。ほぼお城のような屋敷に住む侯爵一族の話です。
1928年、ダウントン。老朽化した屋敷の修繕費に悩む長女メアリーは、映画会社からの撮影依頼を許可する。一方、ロバートは母が、知らないフランスの伯爵から南仏の別荘を贈られた経緯に疑問をいだき、妻たちと共にリヴィエラへと向かう。
ドラマを見ていればすんなり話に入っていけるのでしょうが、最初は登場人物がムチャクチャ多くて戸惑いました。
大奥様と呼ばれる母に長男、長男の嫁、長女、次女、 三女と3人の娘とその旦那、孫たちに執事にメイド多数の他、映画撮影会社の監督に俳優たち。フランスの伯爵にその母親・・
序盤はちょっと寝てしまいそうになりましたが、物語が進むに連れジワジワと面白くなってきました。
最後はけっこう感動。思わずハンカチに手が伸びました。
なんか上質の物語という感じ。使用人も含むすべての登場人物にきちんとした台詞とドラマがあり、脇役がいない。すごい作り込まれてますね。
日本のドラマみたいにヒステリックに怒ったり泣いたりするシーンはないけど、感情の揺れ動きはきちんと伝わってくる。
同じ家族愛がテーマでも「ちむどんどん」とは違うなあ。
(帰省したときにちょくちょく見てました)
登場人物の衣装見るだけでも面白い。特に女性陣。
ウーン、英国貴族っていいですね。使用人も含めて一族で団結している感じ。立ち振舞いもかっこいいし、出てくる人、皆すごい上品。
それにブリティッシュイングリッシュはやっぱりカッコいい。バトラー役のおじいさんの英語は威厳に溢れていてとてもよかった。アメリカ人からすれば堅苦しいんでしょうけど私は好き。