名鉄の豊田市駅です。
駅前の富士山のイルミネーション。なばなの里みたいです。
見たい映画は夜7時35分からの上映。早く着きすぎたので、すぐ近くの図書館で時間調整。こちらの図書館は夜8時までやっています。
劇場はイオンシネマですが、イオンのオーナーズカードがあるので1,000円で鑑賞することができます。
今日見るのは話題になっている『RRR』という、インド映画です。インド映画史上、最高の制作費を費やした3時間のアクション超大作。
舞台は1920年代のイギリス植民地時代。インド人を人とも思わない、イギリス総督府およびその役人たちに、民衆の怒りが頂点に達しようかとするときでした。
ある事件で、物語の主人公となる屈強な男ふたりが偶然出会うことになりました。
ひとりはイギリス総督府のもとで働くインド人警察官、もうひとりはイギリス総督府に拉致された部族の少女を秘密裏に救出しようと企てる男。
本来なら追う側と追われる側ですが、途中すったもんだあった後(ここまでも無茶苦茶おもしろい)、この2人が共に手を取り合ったとき、誰も止めることのできない巨大なパワーが・・。その後は息もつかせない怒涛の展開。
口コミや映画関連メディアの高評価通り、すごい面白かった。じんわり感動とかはないけれど、ストーリーがわかりやすく、見ていて変なストレスがない。ハラハラドキドキ。展開も早い。
主人公ふたりの不死身っぷりが笑えるくらい半端ない。インド映画の特徴ですかね。敵の武装警官の大軍をふたりでやっつけるし、野生の虎と素手で戦う。(笑)
拷問で半死にになったと思ったら、その翌日、いや2時間後には全開バリバリで敵と戦っている。どれだけ回復力凄いんだ。
(拷問シーンがけっこうエグい😅)
ほんとスーパーサイヤ人くらい強い。とにかくパワフルでアツい。これくらいアツくないと、インド人の心を掴むことはできないのだろう。
インド映画らしくダンスシーンもありますが、取ってつけたようなダンスシーンではない。
イギリス人のいけ好かない男とのダンスバトルで完全勝利。これにはイギリス人女性たちのハートもわしづかみ。
笑いあり、涙あり、ダンスあり、歌あり、そしてアクションシーンも満載の、ハリウッド映画にも勝るとも劣らない超娯楽大作でした。
年間2,000〜3,000本の映画が作られるインド映画で日本にやってくるのは極わずか。その時点でスクリーニングされているので面白くないわけがないですね。その中でも頂点に君臨する一作だと思います。
それにしても映画に出てくるイギリス人の鬼畜っぷりは凄かった。全世界でイギリス人だけ、この映画を楽しめないでしょうね。