ボスニア・ヘルツェゴビナ
1ヶ月限定で受講しているDMM英会話ですが、この日はボスニア・ヘルツェゴビナの講師とお話ししました。
ボスニア・ヘルツェゴビナはバルカン半島西部に位置し、ほぼ内陸国ですが20kmほどアドリア海に面しており、これはモナコに次いで、世界で二番目に短い海岸線だそう。
ボスニア・ヘルツェゴビナ基本データ
面積 51,129㎢
人口 330万人
首都 サラエボ
公用語 ボスニア語、セルビア語、クロアチア語
D先生は33歳、ボスニア・ヘルツェゴビナで5番目に大きな街であるMostar在住。冬季オリンピックが開催されたこともある首都のサラエボまで2時間の場所だそうです。
冬寒いボスニア・ヘルツェゴビナの中でも比較的気候はマイルドだそうです。
ボスニア・ヘルツェゴビナで一番の観光スポットはどこかと聞いたらオレの街と言っていました。
なにやら世界遺産の有名な石造りの橋があるそうです。橋から飛び込む人がけっこう多いそうで、先日も酔っ払いが飛び込んで行方不明になっているとか。
クラヴィカの滝も人気観光地だそう。
ボスニア・ヘルツェゴビナ人で日本にお馴染みといえば、イビチャ・オシムにハリルホジッチ。
また、ボスニア・ヘルツェゴビナは先日レッスンを受けたアルバニアほどではありませんが、イスラム教徒の占める割合は40%にのぼります。その他はセルビア正教会とローマ・カトリックなど。
モスリム、セルビア系、クロアチア系など、入り混じっている国なんですね。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争もそのあたりが背景なのかな。
またボスニア・ヘルツェゴビナにおいてもオスマン・トルコの影響はかなりのものなんですね。
料理もアルバニアと同様、トルコの影響を受けたものが多いそうです。
これはチェバプチチ。ひき肉のソーセージをパンに挟んで食べ、生玉ねぎが添えられるそう。
これはソガンドルマと呼ばれる玉ねぎにひき肉を詰めた郷土料理。
ブレクと呼ばれるミートパイ。おふくろの味だそう。
トゥファヒヤは甘く煮詰めたリンゴが入ったスイーツ。生クリームがのっていて、ふつうにうまそう。
セントルシア
別の日にはセントルシア出身の講師とお話をしました。セントルシアはカリブ海の島国です。
セントルシアの基本データ
面積 616㎞²
人口 184,000人
首都 カストリーズ
公用語 英語
面積は東京23区とほぼ同じです。カリブ海に浮かぶ小さな島で英連邦国家で国王はチャールズ3世になります。
主な産業は観光で、カリブ海の美しいビーチを目当てに欧米から多くのバカンス客が訪れるそうです。
本日のJ先生はDMM新人講師で34歳で既婚。セントルシアに住んでいるかと思いきや、9ケ月前からコロンビアに住んでいるようです。
というのもコロンビアの大学に入って法律の勉強しているとのこと。なぜコロンビア?と聞いたら、他国の大学で授業料が一番安かったからという明快な答え。
外国の人はけっこう自分のキャリアに関してフットワークが軽いですね。チャレンジ精神が旺盛。仕事は今のところDMM英会話の講師業のみだそうです。
スペイン語の習得に少し苦労しているので、第2言語として英語を学ぶ日本人の気持ちがよくわかると言っていました。コロンビアは英語がほとんど通じないみたいですね。
今回はお互いのことを聞きあって、けっこうゆるーい雑談に終始。新人さんなので日本の英語教育についていろいろ質問をされました。
他の生徒を教えるときのためでしょうね。
最近では小4から英語を学び始めるけど、読み書きが中心なので話せるようにならない。就職の時に英語の能力は要求されるけれど、その能力を使うかどうかは配属される部署にもよる、大多数の日本人は英語を勉強しても実際に使う機会がないなど説明しました。
使わないと学ぶモチベーションもあがりません。
あと話をしていて面白かったのはコロンビアの独特な?社会制度。貧困対策の一環として、極貧0から富裕層6までカテゴライズされており、その階級が違うと居住区まで違うらしい。
そして階級6の人は1の人の公共料金を負担、5の人は2の人の料金を負担という、すごい制度になっています。電気代も6の人はマックス。
また、大学の学費なんかも階級が下になるほど安いらしい。大学の入学願書にもカテゴリーを記入する欄があるそう。
いいのか悪いのかよくわからない制度ですね。住む場所まで違うのは徹底されている。0出身の子供と6の子供が学校で仲良くやっていけるのかな?学校がそもそも違うのかな?
エストラート制度というらしい。