サウナ後の冷水浴で25歳の男性が死亡したというニュースがありました。亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
記事より一部引用させていただきます
温泉療法専門医でもある、東京都市大学人間科学部学部長の早坂信哉教授（医学博士）が、「昨今の急激なサウナブームでは、『より熱いサウナ』と『より冷たい水』を求める傾向がありましたので、以前からこうした事故の可能性を心配していました」と話す。
「男性がお亡くなりになった原因はまだわかりませんが、この時期の日光はまだ気温も低いので、池の水の温度はかなり低かったと思います。
一方で、サウナは80度から100度。一般的にこのような温度差があると交感神経が刺激されて血圧は急上昇します。血圧上昇だけならまだしも、脳卒中や心筋梗塞などが起きる可能性が高まります。これは年齢に関係ありません。若い方でも不整脈が起きて意識を失うこともあるのです。持病などがなくてもです。
昨今サウナはテレビをはじめ各メディアで取り上げられていて、「整いまいした～」とか「できるＣＥＯはサウナに行く」とか、なにやらよく知らないところで一大ブームになっています。
オフィスワーカーなどは空調の完備されたところで、なかなか汗をかきにくい生活をしています。そういう時にサウナで発汗するのは、体によさそうな気はします。寒い北欧でサウナが発展したのは、ふだん発汗しにくいという背景があるからでしょうね。
でもサウナのあとの冷水浴はどう考えてもヤバいんじゃないですかね。
冬のヒートショックがあれだけ危険だと警告されているのに、サウナ＆冷水浴は人為的にヒートショックを発生させているようなものです。
全開バリバリの血管がいきなり閉じられるようなものですから、血圧の上昇はすごいものでしょう。
ちらっとテレビで見たことありますが、芸人が冬のフィンランドに行き、サウナ入った後に氷の張った池に飛び込んでいました。芸人のリアクションで笑いを取るのですが、テレビ局はこのような番組の制作は避けた方がよいと思います。
面白いのは面白いんですけどね。😅
私はサウナは２回ほどしか利用したことがなく、サウナについて語る資格もないですが、そもそもそう広くない部屋に他の裸の男の人と一緒に入るシチュエーションが苦手です。
冷水浴ももちろんムリです。風呂屋の冷水風呂に手を入れてみても水温が低すぎます。仮にサウナに入れば、そのあとは普通のお湯かちょっと低めのぬるま湯で汗を流して終わりじゃないでしょうかね。そのあと風呂を出て、扇風機に当たるくらい。
そもそも風呂自体できるだけ短時間で済ましたいほうです。面倒くさいので全自動人間洗濯機みたいな商品があるなら買ってみたいくらい。
ふだんは一日一回、夜寝る前にシャワーを浴びて、頭と体を洗うだけで、ただのルーチンと化しています。
それでも、たまに旅先で温泉とかに入ると「ああ、気持ちいいなあ」と思うことはありますが、「楽しいなあ」とか「ずっと入っていたい」と感じることはあまりないですかね。どんな良い温泉でも10分もすれば飽きてしまいます。
このあたり、人それぞれだと思います。お風呂が好きな人もいればそうでない人もいます。
