京阪本線の橋本駅です。京都府八幡市です。
少し歩くと大阪府枚方市に入ります。
国史跡の樟葉台場跡です。
今から180年くらい前の江戸時代(えどじだい)のおわりごろ、外国船がつぎつぎと日本の近くにやってくるようになり、国をまもるため、海ぞいに大砲(たいほう)をおくための場所がつくられました。これが台場(だいば)です。楠葉台場(くずはだいば)は、その中で、海からはなれた川ぞいにつくられためずらしい台場(だいば)で、そのころの都(みやこ)の京都(きょうと)をまもるためにつくられました。
面積(めんせき)は約38,000平方(へいほう)メートルで、甲子園球場(こうしえんきゅうじょう)と同じくらいの広さです。(甲子園球場の広さ:約38,500平方メートル)
土のとりでや堀(ほり)で囲んでいて、大砲(たいほう)をおく3つの台座(だいざ)や、見はりの人がいた番所(ばんしょ)や火薬庫(かやくこ)のある大きな施設(しせつ)でした。
平成23年、国の史跡に指定されています。
【文化財キッズページ】楠葉台場跡(くずはだいばあと) | 枚方市ホームページ
台場と言うと海岸にあるイメージですが、確かに内陸にあるのは珍しいですね。大砲は淀川を越えて対岸の山崎に軽く届く能力があったそうです。
台場跡の横を京阪特急が走っていきます。
住宅街をしばらく歩きます。
京阪楠葉駅近くにやって来ました。
駅前の大型商業施設のくずはモールです。お昼にすることにしました。
オシャレな感じのモールです。
BERGERLIONというハンバーガー屋さんにしました。後から調べると大阪肥後橋にある人気店の2号店だそうです。
ランチタイムですが、私が入店した時が最も混雑していて、そこからお客さんの数は減っていきました。
注文はスマホでQRコードを読み取ってから行うモバイルオーダーでした。
私のスマホはマイネオのマイソクというプランで、ランチタイムは回線速度が絶望的な遅さになります。これはヤバいと思いましたが、向かいのスターバックスのWiFiがバンバンに入ってきて助かりました。
モバイルオーダーを行うと、半強制的にLINEのお友達になってしまいました。
注文したのは2番人気のパイナップルバーガーです。(1,570円)
輪切りのパイナップル入り。あらびき肉のパティが肉肉しくて噛めば噛むほど旨いです。やっぱり高級バーガーは違う。😃
ただ、急にお客さんが帰ったため、私と私の隣に座ったおばさんだけが取り残される形となり、意図しないトナラーになってしまい落ち着きませんでした。
こんなことなら無理しておばさんの隣に座らずに、遠慮せずに4人席を1人で座っておけばよかった。
お腹が満たされ樟葉を出発。くずはセンチュリータウンという大規模な団地です。
大阪歯科大学です。
ほぼ京阪本線に沿うように歩きます。
牧野駅付近です。
京阪3000系快速急行が通り過ぎていきます。
御殿山駅です。
駅名及び周辺の地名は「惟喬親王(これたかしんのう)」の御殿『渚院』にちなむ。「渚」の文字を含んだ地名も駅周辺に複数存在する。
たしかに周辺は渚がついた地名がたくさんありました。内陸なのにちょっと不思議だなあと歩いていて思いました。
天野川を渡ると特急も停車する枚方市駅はもうすぐです。
関西医科大学とその病院です。
枚方市駅にやってきました。人口約40万人で大阪市、堺市、東大阪市、豊中市に次いで府内5番目の町です。
駅西側の繁華街に石碑がありました。
京街道を示す石碑です。
このあたり江戸時代は京街道の枚方宿でした。
舗装が異なり、街道っぽくなっています。
ところどころに古そうな建物がありますが、新しい普通の建物も多いです。
それでも何軒かは目を引く建物がありますね。
枚方宿鍵屋資料館です。この日は定休日でした。
鍵屋資料館は、平成9年(1997)まで料亭・料理旅館「鍵屋」として営業されていた建物を利用しています。京街道に面していた「鍵屋」は、江戸時代には宿屋を営み、幕末頃になると淀川三十石船の「船待ちの宿」としても繁盛しました。近代以降は、枚方きっての料亭・料理旅館として、宴席の場を提供してきました。
現在は枚方宿の歴史を紹介する資料館です。
鍵屋資料館の裏は大きな淀川です。枚方は京都ー大阪間の水運の中継地として栄えました。
チョコザップ枚方公園駅前店で筋トレしました。
京阪の枚方公園駅です。本日はここまでです。約10㎞のウォーキングでした。