三岐鉄道三岐線の乗り鉄で近鉄富田駅から西藤原駅にやってきました。折り返しの近鉄富田行の電車に乗りました。
伊勢治田駅
途中の伊勢治田(いせはった)駅で下車しました。
グーグルマップを確認すると、この駅が三岐鉄道北勢線の終点、阿下喜(あげき)駅に最も近い駅です。徒歩20分ほどの距離です。
今にも雨が降り出しそうなお天気でしたが、雨が降ってこないようにと祈りながら歩き始めました。あいにく傘は持ってきていません。
藤原岳です。
しばらくすると景色が開けました。
河岸段丘上に太平洋セメントの藤原工場が見えました。
二級河川の員弁(いなべ)川を渡ります。
阿下喜駅
川を渡るとすぐに三岐鉄道北勢線の阿下喜駅に到着しました。先ほどまで乗車した三岐線と員弁川をはさんで並行するように走りますが、北勢線は桑名を結びます。
以前は近鉄でしたが2003年から三岐鉄道が運行しています。
駅の横には北勢線の古い車両が展示されていましたが、さきほどの三岐線と大きく違うのは、三岐線が線路幅が標準軌であるのに対し北勢線はナローゲージ(狭軌)になります。
ナローゲージは日本では北勢線のほかに四日市のあすなろう鉄道と黒部峡谷鉄道の3箇所のみです。昔の軽便鉄道の名残です。
阿下喜駅の隣には軽便鉄道博物館があります。
イベントだったらしく子どもたちをのせたミニ列車が走っていました。
三岐鉄道1日乗り放題パスを使って桑名に向かいます。
車両はJFLに所属する地元サッカーチーム「ヴィアティン三重」のラッピング車両です。
さすがナローゲージ。線路幅狭いです。
ロングシートが並ぶ車内です。
天井には扇風機がありレトロな味わいです。
稼働していないのでわかりませんが、連結付近にある巨大な柱のような物体がクーラーのようです。
養老山地と鈴鹿山脈の間の谷あいを進みます。
楚原駅で列車交換です。
ナローゲージなので車両の幅も狭くて、膝と膝の間が近いです。(笑)
星川駅
お腹がしたので星川駅で途中下車しました。
駅前にMEGAドンキなどがあり、なかなか栄えている場所です。
近くの餃子の王将でランチにしました。
王将のプレミアムメニュー「極王」シリーズの極王天津麺を食べました。税込748円です。さすがに極王、美味しかったです。
星川駅に戻ってきました。こうやってみると小さいながらも北勢線の駅はけっこう近代的です。
駅舎内を観察。穴太(あのう)駅は滋賀の穴太衆の穴太とは関係ないみたい。麻生田駅は「おうだ」と読みます。
時刻表です。7時台と17時台の西桑名行は1時間に4本。けっこう走っています。
オリジナルグッズも販売しています。楚原れんげは鉄道むすめです。
自動改札機ですが、ICカードには対応していません。
三岐鉄道カラーの電車がやってきました。
西桑名駅
終着の西桑名駅に到着しました。
西桑名ですが、なぜかJR・近鉄桑名駅の東口側にあります。