土岐市駅
JR中央本線の土岐市駅です。岐阜県土岐市の玄関口です。
土岐市駅の駅舎です。
駅前ですがちょっと寂れている感じがします。
東海地方によくあることですが、車社会のため駅前より郊外のロードサイドの方が栄えていることが多いです。
土岐も国道19号線沿いに多数お店があり、プレミアムアウトレットやイオンモールも郊外にあります。
営業をやめてからかなり時間が経過しているのでしょうか。土岐プラザホテルの建物です。
ちちやのてりかつ丼
駅から徒歩5ふんほど、ちちやさんです。
かつどんのちちやと看板にあるようにカツ丼が名物のお店です。グーグルマップで見つけました。
夜の営業は夕方4時半から8時まで。現在5時です。
おいしそうな食品サンプルが並びます。かつ丼だけでなくとんかつから洋食屋さんのようなメニューもあります。
店内です。
テレビのある食堂は少なくなってきていますね。
メニューです。ちちやと言えばてりかつ丼だそうです。
てりかつ丼とミニラーメンのセット(1,270円)を注文しました。
ご飯の上にキャベツ、その上に独特なソースがかかったカツがのせられています。デミグラスソースぽいですがトマトぽい酸っぱさもあります。
ふつうの卵でとじられたかつ丼よりさっぱりとしています。おいしいです。
ミニラーメンです。スープはラーメンではなくうどんを入れても使えそうな気がしました。かつおだしぽいです。
お隣の瑞浪であんかけかつ丼を食べたことがありますが、東濃地方は独特のかつ丼文化があるように思います。
下街道高山宿
夕食を終えてもまだ明るいので近くを歩いてみることにしました。土岐川を橋で渡ります。
土岐川は愛知に入ると庄内川と名前を変え、名古屋に西側を流れて伊勢湾にそそぎます。
山の上にある高山城跡に行ってみることにしました。
中山道と名古屋を結ぶ脇街道が「下街道」と呼ばれ、このあたりが高山宿になります。
おおよそ現在の国道19号線と同じルートです。下街道だけでなく現在の国道41号線に該当する上街道もあるようです。
土岐市の主要産業である陶磁器を作る製陶所があったりします。
南宮神社です。
土岐高山城跡の森として整備されています。
このあたり秋は紅葉の名所らしく、モミジの木がたくさんありました。
穴弘法
穴弘法と呼ばれる場所にやってきました。
穴弘法は戦国時代にこの地で命を落とした人々の霊を弔うために元禄元年に開創された「慈光院梵燈寺」の跡です。
岩肌に穴を掘り石仏を納める様式は鎌倉時代の「やぐら」に類似し、古くは高山城の武将の墳墓が存在したと推定されます。
https://toki-kankou.jp/spot/anakoubou-momiji-light-up
気持ち悪いと言ってはバチが当たりそうですが、日暮れ前という時刻もあって気持ち悪かったです。
穴が掘られておよそ100体のお地蔵さんが並びます。
高山城跡
遊歩道を高山城跡へと向かいます。150mほどの上り坂です。
高山城跡に到着しました。
鎌倉時代に高山伊賀守秀頼が築城したとされますが、詳細は不明です。
戦国時代では、平井氏ー森氏の居城となり、関ケ原の合戦の際には西軍方の田丸直昌(岩村城主)の支城となっています。
直昌は、東濃の戦い(関ケ原の合戦時に東濃地方で行われた一連の戦い)で妻木氏に敗れ、高山城に火を放って鶴ヶ城(瑞浪市)に退いたとされています。
土岐高山城の落城の様子は、家康が妻木家頼に宛てた書翰に見ることができます。
土岐高山城跡|観光スポット|岐阜県観光公式サイト 「岐阜の旅ガイド」
一の曲輪跡の碑。
物見櫓が建てられていました。
土岐市を一望します。