イギリスのロックバンド、コールドプレイのボカール、クリス・マーチンがBBCのインタビューでニューアルバム発売にともなうワールドツアーを行わないと発表しました。
ファンなら生で見たいと思うのは当然ですが、ツアー中止の代わりに何かやるんでしょうかね。今どきはネットでライブ配信もありますしね。
中止の理由はワールドツアーを開催すると世界中で多くの人が航空機を利用し、地球温暖化の原因になる二酸化炭素排出の増大につながるからとのこと。前回のワールドツアーでは580万人の集客があったそうです。
コールドプレイは知っている人も多いと思いますが、世界中で人気がありその発言力、影響力はかなり大きいと思います。
環境保護活動といえばスウェーデンの女子高生グレタ・トゥーンベリさんが有名ですが、主張が急進的過ぎてちょっと私はイロモノを見るような目で見ていました。
でもコールドプレイのような大人も彼女に同調するようなアクションを起こしたことで、ちょっと世の中の雰囲気が変わりそうですね。環境先進国ニッポンというのは過去のことで、環境問題に関してはヨーロッパがかなり先を進んでいます。
今回のニュースで注目すべきは経済活動を犠牲にしても環境を保護しようという機運が高まるのではないかということです。今後50年くらいで経済成長重視のアメリカ型資本主義の世の中が大きく変わってくるかもしれません。
また環境負荷の少ないインターネット上での経済活動の割合がさらに大きくなることが予想されます。さすがに食べ物を生み出す農業や生活必需品を作る製造業はネットでは代わりはきかないでしょうが、いろいろなサービスがネット上でおこなわれるでしょう。
私は環境保護というよりか、節約のため、収入が少ないために車を手放したり、なるべくモノを買わないエコな生活をしていますが、このライフスタイルも今後世の中的には最先端になっていくのかもしれません。
ビンボーにとってはうれしいようなそうでないような・・(笑)