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軍港クルーズとは
横須賀といえばアメリカ海軍第7艦隊・海軍施設および海上自衛隊の基地など軍港の街ですね。
軍港巡りクルーズは文字通り遊覧船に乗って海上から軍港および軍艦を眺めるアトラクションです。こちらの船で港内をクルーズします。発着所はヴェルニー公園の東端にあります。
1周45分、価格は一人1,600円です。10時から15時の間で1時間毎に毎日6便運航されています。
船は2階建てになっていてこちらは1階部分です。寒いのが苦手な方はこちらのほうが良いでしょう。
しかし多くの人は写真撮影しやすいオープンな2階を選びます。この日は2月25日、まだまだ寒い冬の平日で乗客はまばらです。全員で15人もいないかもしれません。予約時の定員は150名です。
米軍側の艦船を間近に
桟橋を離れました。
港を離れてすぐ、米軍の潜水艦が3隻停泊していました。
米軍のイージス艦。高性能なレーダーとミサイルを備え圧倒的な対空能力を持つ船で、そのお値段は1隻1,000億円以上だとか。世界に100隻ほどしかありません。そのうちの80隻以上はアメリカ軍のもので、日本は6隻所有しています。
イージス艦(イージスかん、英:Aegis warship)とは、イージスシステムを搭載した艦艇の総称。通常、高度なシステム艦として構築されている。
フェーズドアレイレーダーと高度な情報処理・射撃指揮システムにより、200を超える目標を追尾し、その中の10個以上の目標(従来のターター・システム搭載艦は2~3目標)を同時攻撃する能力を持つ。開発当初の目的である艦隊防空だけではなく様々な任務に対応可能な汎用性を持つため、アメリカ海軍ではイージス艦のみで水上戦闘群を編成している。
もともとは空母を守るために開発されたようで、空母とともに艦隊を組んでたそうです。
海上自衛隊いずも登場
パッと見、空母に見えるこの船は海上自衛隊の護衛艦「いずも」です。ヘリコプターを15台艦載可能だそうです。総トン数19,500トンでかなりの大きさです。来るときJR横須賀駅の手前で電車の中から真っ先にこの船が見えました。
こちらは海上自衛隊のイージス艦「きりしま」です。これも1,000億円・・・
1兆円の風景と空母ロナルドレーガン
こちらは米軍基地側の風景です。ずらりと艦艇が並びます。案内人さんによると1兆円の風景だとか。海に落ちたら日本側のほうへ向かって泳ぎなさいとギャグで言ってましたが、ほんとうに日本の中のアメリカなんでしょうね。
米軍基地側で異彩を放つ艦船が原子力空母ロナルドレーガンです。10万トンで全長333m、東京タワーと同じです。この船に6,000人の乗員が乗り込むそうです。艦内は病院や散髪屋はもちろんスターバックスもあるそうで一つの街のようです。お値段3,500~5,000億円・・・・!?
でも孫さんか柳井さんなら個人で買える?
海上自衛隊関連施設と艦船
こちらは海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」です。空母を見てしまうと地味に見えます。
護衛艦という名前からして何を護衛するのかと思っていましたが、どうも自衛隊と同じく専守防衛であることから、護衛という名で呼ばれていると解釈していいのでしょうか。それとも日本を守る意味での護衛ですかね。攻撃能力を持っているので戦艦だとは思うのですが、戦艦とは呼んではいけないということですね。(間違っていたらすみません)
このあたりは海上自衛隊関連の建物が並びます。
クルーズでは案内人さんがマイク片手に名調子でガイドしてくれます。10人のガイドさんが所属しているそうで、それぞれ個性的な解説をするそうなのでリピートしても楽しめるそうです。
クルーズも終わりが近づいてきました。艦艇が3隻並ぶと格好いいですね。
先ほどもでてきた海上自衛隊の「きりしま」(左)と「いかづち」(右)です。
※軍港クルーズは3月2日から15日の間、新型コロナウィルス感染拡大防止のため当面全便臨時休航となることが決まりました。
横須賀市内を散策しました 三笠公園から横須賀中央駅へ
帰りは戦艦三笠を保存した三笠公園に立ち寄りました。
横須賀の市街地を歩きます。なんか独特の雰囲気がある街ですね。
横須賀中央駅から京急で横浜へ向かいます。
人生初の京浜急行電鉄。金沢文庫からは快速特急乗りましたが思ったより爆走しますね。