最近、暇なときにYoutubeの野球関連の動画を見ることが多いですが、片岡篤史チャンネルの桑田さんの回はとても面白いです。
桑田、清原のKKコンビは私より2学年上、片岡・立浪・野村トリオが私と同学年。私は大阪出身なのでPL学園は身近な存在で当時から応援していました。
KKコンビ2年夏の取手二高に敗れた時などは、私の中学時代の最もショッキングな出来事のひとつでした。
当時は私が一番高校野球を熱心に見ていた時期です。今はあまり見ないですけどね。
動画では桑田少年が中学校時代からPL学園に進学するという決心を固めていた話から、入学後2カ月で野球部を退部しようと思った挫折話、それを乗り越えて桑田さんの投打にわたる活躍で当時最強の山びこ打線を誇る池田高校を破り、横浜商にも勝って全国優勝した衝撃のデビューまでの話を、2回にわたっておもしろエピソードを交えながら語っています。
意外と桑田さん、話が面白く、こんな桑田さん見るのは初めてですね。
当時の桑田少年の野球IQの高さを彷彿とさせるエピソードはまるで野球漫画のように面白いです。高校1年生の桑田少年が中村監督に進言して練習方法を変えさせてしまうあたり、おそるべし桑田少年です。
また調子が悪くなった時には監督の反対を押し切って自分から一カ月ボールを握っての調整はやめて走りこんだり自己コントロール力が超高校級です。
いま球数制限や科学的トレーニングなど言われていますが、30年以上も前に一高校生が実践しているのは突き抜けています。
KKコンビというと清原が陽で桑田が陰なイメージがありますが、それはマスコミによって作られたイメージで、実は清原と同じく桑田さんもなかなかの陽で、天才度では桑田さんは清原以上だということがわかります。野球センスのかたまりですね。