目次
日本最古の神社のひとつ
天理ラーメンを食べた後、コロナ退散を祈願しに車で15分くらいのところにある石上神宮へ行ってきました。「いそのかみ」と読みます。こじんまりした神社ですが日本最古の神社のひとつです。
木々に囲まれた境内を歩きます。神社は日本最古の道とも呼ばれる山の辺の道の中間地点にあります。
まずはコロナ退散を祈願しに拝殿へ
朱塗りの回廊があり、奥では工事をしています。重要文化財の楼門の屋根の補修工事が行われています。
楼門は足場が張り巡らされていましたが、中に入って参拝は可能でした。ちょうど大工さんが足場板を担いで入っていくところでした。
国宝の拝殿は鎌倉時代前期の造営。
大きくはないですが茅葺の入母屋屋根が美しい・・・。コロナ退散と人類の平和共存、個人的にもう少し痩せて、お金が儲かることを祈って参拝。
その他の石上神宮の国宝
境内にある摂社の出雲建雄神社拝殿も国宝指定。こちらは鎌倉後期の造営。
そのほか石上神宮には4世紀に百済王が倭王に贈ったともいわれる貴重な七支刃が伝わっておりこちらも国宝に指定されています。七支刀の刀身の表裏には銘文が刻まれ解釈をめぐって歴史学者の研究対象となってきました。
石上神宮と言えばニワトリ
石上神宮で奉納する絵馬はニワトリがデザインされています。
なぜニワトリかというと古代に天の岩戸の前で、ニワトリが鳴いたところ闇を払い夜が明け岩戸が開いたという神話に基づいているからだそうです。
そういうことで、ここ石上神宮では多くのニワトリが霊鳥として放し飼いで飼われています。
黒い羽根に顔が紫色の変わったニワトリです。
精悍な顔つきの雄鶏。人慣れしていて近づいても急に逃げたりすることはありません。
いろいろな種類のニワトリが楽しそうに暮らしています。チキンにされずに済む日本一幸せなニワトリたちではないですかね。
烏骨鶏? 昼間なのにコケッコーとよく鳴いていました。
すごいマッチョなニワトリ。モモ肉といい胸肉といいおいしそうです。💛 いかん、いかん、霊鳥だった。
尾羽根の長いどことなく気品のあるニワトリ。
石上神宮には30羽ほどいるそうです。
鳥かごにはヒヨコもいました。
奈良県に関する記事