私はウィキペディア愛用者で、調べ物にもこのブログを書くにもよく利用します。暇なときは記事から記事へウィキペディアサーフィンするくらいです。
そんな私の大好きなウィキペディアですが、定期的に怒涛の寄付しろ攻撃がやってきます。
「日本の皆様、こんにちは。ウィキペディアをよくご利用いただいているようですね。」
どきっ!なんか見透かされているみたいだぞ。
「この木曜日にあなたからの支援が必要です」
木曜日って今日じゃないか。えらい急だな。
「コーヒー一杯の寄付でウィキペディアは発展~」
ま、300円というとそれほどの金額でもないけどな。でも一度でも寄付したらワンモア、ワンモアと鬼のようなメール攻撃がくるんじゃないか?
ページの下部にも「金よこせ」とポップアップが出てくるな。
「率直に申し上げます。私たちの読者の98%は見て見ぬふりをして寄付をしてくれません」
じゃあ、98%に入ろうかな。😆
しかしそれにしてもウィキペディアは日本人の特性を知っていて、良心の呵責にアピールしてくると思う。いやらしい。
でも試しに「今寄付する」のボタンをクリックするとどうなるのかな?
おっ、金額が出てきたぞ。300円から5000円。平均の寄付額は1,500円!?ほんまかいな?
それになんだ、この一回だけの寄付と毎月の寄付のボタンは。間違えて「毎月」押して確定してしまったら、どこから変更できるんだろうか。怖い怖い。
まだデフォルトが「一度だけ」になっているからマシか。
試しに300円のボタンをクリックしてみた。
すると300円のところが青く選択されたが、「寄付金を100%送り届けるために、手数料分として35円を追加します」のチェックボックスが。まったく意味の分からない手数料。
チェックボックスをチェックし「続ける」ボタンを押すと
まだ毎月寄付させたいらしい。
「いいえ、今回は335円寄付します」を選択。
35円上乗せされた335円の支払い画面が登場。ここから先はデンジャラス。
ちなみに手数料35円のチェックボックスをチェックしなくても普通に300円で寄付できる。少しでも上乗せして金をぶんどろうというこの手口がいやらしい。
最後はキャンセル。キャンセルしても「本当にキャンセルしたかったの?ここから戻れるよ」と未練ったらしい。
このウィキペディアの寄付のお願いは、ウィキペディア内に「寄付のお願い」とトピックが立っているのが笑える。
寄付のお願い(きふのおねがい)は、ウィキペディアのウェブサイトに表示されるバナー。寄付広告、寄付バナーとも呼ばれる。ウィキペディアを運営するウィキメディア財団が運営資金を募るためのバナーである。ページ上部に表示され、「閉じる×」と書かれている部分をクリックすると一時的に消すことができる。また、アカウントを取得すると二度と表示されない。
惹句としては、コーヒー一杯の金額でよい、一人が何円寄付すると何時間で寄付活動が終わる、などが代表的である。寄付バナーは2010年から試験的な運用が始まった。以後、継続的に募金キャンペーンが行われ、定期的にバナーが現れることから、インターネットにおける恒例行事とも言われている。
ウィキペディア存続の危機を訴える寄付バナーには、記事の可読性を損なうことへの批判だけでなく、ウィキメディア財団の財政状態を考えるとむやみに不安を煽りすぎではないかとの声もあがっている。
まさにその通り。