大晦日に妻の両親の家に行った時のことです。
2カ月ほど前から、私の使い古しのスマホにロケットモバイルの月額298円SIMカードを入れて、義父に渡しています。
義父の活用法
義父は84歳でスマホデビューとなりましたが、妻が時折使い方を教えてあげて、今ではそれなりに使っているようです。
LINEの閲覧や文字入力なんかはある程度できるみたいですね。
ただ年齢のせいか指に脂分がなく、タッチパネルが反応してくれないようです。そこで100均で買ったタッチペンをもっぱら使用しているそうです。
そんな義父ですが今でも株取引(大和証券の営業マンと電話取引)をしているようで、株価の閲覧用にスマホにYahooファイナンスのアプリをダウンロードしてあげました。
これがはまったようで、それからサルのようにスマホをいじっています。
チャートを見るのが楽しいようで、「へー、〇〇会社は5年で株価が4倍にもなっているんだな」とか、タッチペンを握りしめブツブツ言っています。
私はネット証券でしか取引経験がないので、ネット以前の株取引が想像もつきません。チャートも手に入らないし、なにを判断基準に取引するのか。
ネットが一般的になる前は、新聞で毎日株価の終値をチェックして、ノートに折れ線グラフでも書いていたんですかね。そのほか情報収集は日経新聞、会社四季報?
いずれにせよかなりの労力が必要となりそうです。
また、グーグルマップの使い方も教えてあげました。
義父は高知県の片田舎の出身なんですが、マップを航空写真に切り替えて義父の生まれた家を拡大して見せてあげました。さらにストリートビューの使い方も。
やたらと感動していました。うれしそうに昔の思い出話をしていましたね。
母の活用法
また、私の実家の83歳の母親には、1年ほど前にタブレットを与えたのですが、なにやらタブレットを使って、某化粧品メーカーのオンライン肌診断を受けたようです。操作は私の妹が手伝ったのかもしれませんが。
母は今でも肌をきれいに保つことに関しては並々ならぬ関心があるようです。
最近は母も腰が悪く、外にはなかなか出かけることもできませんし、さらにこのコロナの状況です。与えたタブレットを活用してくれてるのはうれしいですね。
ネットリテラシーは全世代共通
そう考えるとお年寄りほどスマホやネットを扱えた方がいいのかもしれませんね。特にオンラインショップでの買い物や、インターネットバンキングなどは年寄りになっても必須ですね。
さすがに母にインターネットバンキングの利用法を今から教えるつもりはありませんが、父のデイサービス利用費など、私が母から金額を聞いて、代わりにネット振込みしています。(後日お金はもらいます)
若いうちはATMへお金をおろしたり振り込みに行くのは、そう苦ではないかもしれませんが、年齢を重ねてくると徐々に大変になってくるでしょう。
ネットの知識はいろいろ老後生活を助けてくれるんじゃないですかね。
今、ガラケーしか持っていな60〜75歳くらいの人がけっこういると思いますが、このゾーンがヤバイと思います。