スクワッターエリアと呼ばれる海岸沿いのスラム街と高層ビル。
フィリピン第2の都市セブを訪れたのは今から8年前の2013年の1月。
勤務していたホームセンターの仕事は正月明けの1月が年間で最もヒマ。その時、許される限りの長期連休(4日間 )をとり、3泊4日でセブに遊びに行きました。
なぜセブかと言うと当時学んでいたオンライン英会話スクールのオフィスがセブにあったのです。
レッスンで先生たちに「ハーイ、まーきち。セブに遊びに来なよ!」と言われ、社交辞令ではと疑いもせず、ほんとうに遊びに行ってしまいました。
妻も一緒に行きましたが、妻はどちらかというとフィリピンは気が乗らないようでした。そこでご機嫌を取るためホテルだけでもいいところと思い、一泊5万円ほどの5つ星ホテル「プルクラ」に3泊しました。
プルクラは日系資本のホテルで、セブ市の南方30㎞ほどのところにあるサンフェルナンドという小さな町の海沿いにあります。
セブのリゾートというと空港のあるマクタン島の東海岸に有名ホテルが立ち並びますが、こちらは静かな環境の隠れ家的なホテルです。
全室はなれのスイートで天蓋付きのベッドにプライベートプール付き。
しかし亜熱帯のフィリピンとはいえ1月はそこそこ寒く泳げません。プールも眺めるだけ。もともと泳ぎは苦手で興味がないのでいいんですけどね。
朝になるとスタッフが長い持ち手のついた網を持ってプールに落ちた木の葉を人力で一枚一枚回収していました。その仕事やってみたいわー。のどかです。
海岸のコテージではオプションでエステも。妻だけでなく私も体験しました。極楽浄土です。
高級リゾートに落ち着かない私。ホテルの食事はそれなりの値段がしますが、朝も夕もかなりレベル高いです。
このあたりは人件費が安いのか、宿泊客の数に対してスタッフがたくさん配置されていて、サービスは日本のホテルの比ではありません。
こういう贅沢も一度くらい体験しておくのはいいことですね。
ホテルに生息するカエル。自然豊かなのでけっこうたくさんいます。これと同じようなカエルのがま口財布が市内の土産物屋で鈴なりに吊るされていました。
2日目はホテルのシャトルバスに乗ってセブのまちなかへ遊びに行きましたが、フィリピンで最も観光客が集まるセブを代表するお祭り、シノログ祭の前週。ちょっと街は浮ついた雰囲気でした。
3日目はオンライン英会話の先生たちに会いに行きます。
SMショッピングモールの中のジョリビー(フィリピン最大のハンバーガーチェーン)で先生たちと待ちあわせ。私たち夫婦以外全員20代。
私に気をつかって英語で話を振ってくれますが、彼女彼らはふだんはセブアノ語が第1言語。いったんセブアノ語になると何言っているかよくわかりません。💦
このあとは先生たちと日本VSフィリピンでボーリング大会。
夜はトップ・オブ・セブという夜景のきれいな山の上のフィリピン料理レストランへ連れていってもらいました。地元民にも人気で、実は先生たちが行きたかったのかも。
この日の車移動はJayという先生の友人のバン。運転手付きです。(有料)
セブの名物レチョンバブイ(豚)、レチョンマノック(鶏)、酸っぱいスープのシニガンなど、いろいろフィリピン料理を堪能しました。
サンミゲルやレッドホース、ボラカイラムなど現地のビールやお酒も。
食べていて気づいたんですが先生たち、女性でもめちゃくちゃライスを食べるんですね。3皿は軽く食べます。フィリピン人の米好きはすごい。
先生も含めて10人分のお会計はすべて私が払いました。計2万円くらい。食べて飲んだ量のわりには日本からすると安いなあという印象です。
フィリピンの印象は、どこを見ても若い人がむちゃくちゃ多いことですかね。人口ピラミッドがほんとうにピラミッドの形をしていて日本と逆です。
2~3年前くらいにフィリピンの人口は1億人を突破したと思いますが、人口爆発状態で日本を抜くのも時間の問題でしょう。
子供の数が多すぎて学校の教室が足りないので小学校は朝、夕の2部制。夜の8時くらいに学校を終えた小学生が通りにあふれていたのはビックリしました。
お年寄りだらけの日本と違って活気あふれるフィリピンです。
これは経済成長間違いないわと思って、フィリピンの株式市場に投資する投資信託を購入しましたが、意に反してその後数年鳴かず飛ばずでした。😢
旅行代金は3泊4日で30万円、内訳はホテルで18万円くらい。あとは航空券(フィリピン航空 中部ーマニラーセブ乗り継ぎ便)や現地の食事、遊び代、車代、日本から持っていった先生たちへのお土産代です。