ここのところオミクロンか風邪、あるいは花粉症で体調不良でしたが、だいぶ調子が戻ってきました。7勤1休4勤の仕事ウィークも終わり、この日は休日でしたので散歩に行くことにしました。
鬼みち
歩いたのは高浜市の鬼みちという散策コースです。
高浜市は石州瓦、淡路瓦とともに日本三大瓦のひとつの三州瓦の生産地です。特に鬼師と呼ばれる鬼瓦の職人は全国に70~80人、そのうちの50人が高浜エリアにいるそうです。
高浜市は「鬼」にこだわって観光PRしています。昨年は鬼滅の刃とコラボしていました。
三河高浜駅
高浜市の玄関口、名鉄三河線の三河高浜駅です。高浜市は人口約4万9千人、西三河南西部に位置します。
無人駅でした。
駅を出て少し歩くと鬼瓦の工房がありました。
春日神社と大山公園
高浜市で最も由緒のある春日神社とそのまわりの大山緑地です。
お正月の門松に使われていた葉牡丹の有効活用でしょうか。なかなか気が利いています。
平日の昼下がりで誰もいません。
側溝も瓦ですね。
瓦の産地ですがタヌキも製作しているようです。
さらに身長5mくらいありそうなでかいタヌキがいました。
水道の配水タンクを利用した展望台は入ることができませんでした。
公園内のトイレもやはり瓦です。
昭和レトロな街並み
公園を抜け南へと歩きます。
馬頭観音堂です。中を覗いてみましたが観音様は仏壇のような箱に収められて何も見えませんでした。
途中のALL STARSとある100円自販機です。オールスターかな?(笑)
鬼瓦のオブジェ。
途中の蓮乗院というお寺です。このあたりお寺が点在します。
レトロな街並みに心が落ち着きます。
鬼瓦がありました。
こちらも瓦の製造工場のようです。
途中の恩任寺。
放置された廃屋。
瓦でできた不思議なオブジェ。
かわら美術館
日本でここだけの瓦専門の美術館、かわら美術館です。常設展で高浜市の三州瓦や日本各地の瓦の歴史を学ぶことができますが、企画展は瓦と関係のないこともやります。
この日は月曜なので休館日です。
瓦屋根がついた珍しい郵便ポストです。
瓦でできた大きなシャチホコです。
美術館の前は公園になっていて地元の作家の瓦のオブジェが設置されています。
なかなか見事な出来栄えです。
観音寺
公園横の小高い丘を登ると観音寺があります。
コンクリート製の観音様が立っていました。
衣浦大橋
鬼みちから寄り道して、海を見に行くことにしました。
美術館の横を走る国道419号線の下をくぐります。
高浜市と半田市を結ぶ交通量の多い衣浦大橋。
衣浦湾です。
ゴールの高浜港駅
最後、ゴールの高浜港を目指して歩きます。途中に観光案内所がありました。定休日のようです。
土管の坂。のぼらないでくださいと書いてありました。
高浜港駅前にある巨大な鬼瓦のオブジェです。登らないでと書いてありました。
たぶん新幹線です。
ゴールの名鉄三河線高浜港駅です。三河高浜駅から約4.5㎞の道のりでした。こちらも無人駅。