まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

妻籠から馬籠へハイキング

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4月4日の日記です。名古屋から中央線の快速に乗って中津川にやってきました。

 

 

根の上そば


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駅のホームにある「これより北  木曽路」の碑。


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あることは知っていましたが、まだ利用したことのない、根の上そばさんで食べてみます。

 

駅の構内にある立ち食い蕎麦屋さんで、改札内、改札外の両方から食べることができます。


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女性の方一人で店をまわしていました。


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かけそば400円です。味はふつうです。


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こちら側が改札内から見る根の上そばです。

 

南木曽駅


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中津川から20分ほど乗車して南木曽駅にやってきました。もう長野県です。

 

ここから妻籠宿を通り、馬籠峠を越え、馬籠宿経由で落合川駅まで歩こうと思います。

 

全行程約17kmです。


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駅から5分程歩いたところにあるSL公園。


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中山道


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中山道を示す石碑。


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こちらにも道標。東海自然歩道は聞いたことありますが、中部北陸自然歩道もあるんですね。


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石畳の道が現れました。


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まだ妻籠宿ではないですが、街道っぽい雰囲気です。


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廃墟となった「しろやま茶屋」の跡。


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いよいよ妻籠宿です。

 

妻籠宿


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中山道の江戸から数えて42番目の宿場町が妻籠宿。


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さすがに風情があっていいところですね。

 

脇本陣奥谷


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妻籠宿の脇本陣です。


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建物は重要文化財に指定されています。

 

妻籠宿御本陣

 

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こちらが本陣で歴史資料館になっていますが、建造物の歴史的価値は脇本陣のほうがあるらしい。

 

妻籠郵便局資料館

 

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郵便局兼郵便資料館です。FujiWifiの返却しなければいけないSIMカードが入った封筒を持ってきていたので、ここから郵送しました。


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資料館の内部。ひと部屋だけですが見学無料。


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閑古鳥


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平日の昼1時半頃ですが、ほとんど人が歩いていません。すれ違ったのは全部で10人ほど。


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コロナ前はインバウンドに人気の場所だったはずですが、これはちょっとヤバくない?

 

両側に並ぶお土産物屋さんも厳しそう。


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岐阜県天然記念物のギンモクセイの大木。


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日本人がもっと行かないといけないと思いますが、若い子だったらUSJとかディズニーランドに行っちゃうかなあ。

 

年寄りが集団で押し寄せるバスツアーがコロナで減ったのも原因? 


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あと年寄りを呼ぶなら温泉が必要か。


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いいとこなんですけどね。


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私みたいに写真だけ撮って、お金を使わないやつは、どっちにしてもあまりお呼びじゃない。


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せいぜい写真をブログにのせて、妻籠の宣伝をしておこう。😎


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今なら人が写り込まずに存分に写真が撮れますよ〜


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ハクモクレンが満開。


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しーん😑

 

馬籠峠へ


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ここから馬籠峠を越えて、馬籠宿へ向かう山越えの道です。


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道端にたたずむ石仏。


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一部通行止めになっていましたので、途中車道を歩きました。


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それほど車は通りません。


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南木曽岳が見えました。(日本300名山1,679m)


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このあたりは平地より寒いからか、桜はまだまだでした。代わりに梅の木が満開。


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男滝女滝


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途中にある男滝女滝です。


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こちらが女滝。


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こっちが男滝。高さは女滝のほうがありますは、水量は女滝のほうが多い。


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車道の脇には除雪されたと思われる雪の塊がまだ残っていました。


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再び石畳の道に入ります。やっぱり街道はこうでなくちゃ。


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木曽五木の一つ、椹の大木。耐水性があり、この木一本で風呂桶が300個作れると説明書きにありました。

 


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樹林帯を進みます。

 

一石栃白木改番所跡


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白木番所跡は江戸時代に木材が勝手に持ち出されないか、尾張藩がチェックしていた場所になります。それだけ木材は貴重だったんですね。


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こちらは昔から旅人をもてなしたお茶屋さん。今も現役らしい。建物は江戸中期のものとのこと。土日の営業なんですかね。

 

34一石栃立場茶屋

 

馬籠峠


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峠が近くなってきました。


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木曽方面の展望です。

 

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標高790mの馬籠峠に到着。妻籠宿が標高420mだそうですから、約370m登ってきました。

 

現在はここが長野県と岐阜県の県境になりますが、以前はこの先の馬籠宿を含む山口村が長野県でした。

 

山口村は2005年に岐阜県中津川市に編入合併。珍しい他県への合併です。

 

どう考えても地理的に中津川との結びつきが強かったと思われます。

 

ja.wikipedia.org


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妻籠宿を出たあたりから、熊注意の看板がところどころにありました。もうそろそろ冬眠明け?

 

馬籠宿


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峠を少し下ると馬籠宿に入ります。

 

このあたりから急激に天気が悪くなってきました。天気予報の降水確率は0%だったんですけどね。


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道に面して間口の広いお宅が多いですね。京都とかとは逆。


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つくし。


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石畳の旧中山道を下ります。

 

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雪がまだ残る日本100名山の恵那山(2,191m)。25年ほど前に登ったことがあります。


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けっこう強い雨が降ってきました。傘持ってきていないです。


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午後4時半、ほぼ営業を終わりかけのお土産屋さんでビニール傘550円を購入しました。助かりました。


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「弁当忘れても傘忘れるな」ではないですが、山の天気は変わりやすい。


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馬籠は島崎藤村の出身地。椰子の実の人?

 

ja.wikipedia.org


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馬籠宿本陣資料館。

 

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妻籠宿と同様、こちらも観光客がいませんね。時間が遅いということもありますが。


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雨は降りやまず。まだまだ落合川駅まで6㎞ありますが困ったものです。


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旧山口村の名称が入ったマンホール発見。


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馬籠宿下入り口にやってきました。歩くのは断念して、ここで中津川行のバスを待ちます。ちょうどバスは行ったところで、次のバスまで1時間待たないといけません。

 

坂下駅行きバス


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20分ほど待っていたら別のバスがやってきました。坂下駅行でした。18きっぷなので中津川だろうが坂下だろうが電車賃は変わりませんので、坂下行に飛び乗りました。

 

北恵那交通という会社の路線バスです。

 

北恵那交通株式会社 | 安心・安全 あなたの街の北恵那交通

 

乗客は私だけ。運転手さんが

 

「こっちはどれくらい前から雨が降っているんですか?」と聞いてきたので、私は

 

「1時間前くらいからですかね」

 

と答えると、運転手さんは

 

「下では全然降っていないんですけどね」

 

と言いました。

 

電車で帰ります

 


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坂下駅から中央線に乗って帰ります。


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確かにこちらは地面も濡れておらず、雨が降った形跡がない。


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このあたり当初のゴール地点だった落合川駅の付近です。木曽川をせき止める落合ダムのダム湖が広がっています。


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夕焼け。


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馬籠宿、恵那山の方向に大きな虹がかかっていました。