3月30日に静岡県の三島市を訪れました。三嶋大社を参拝した続きです。
楽寿園
楽寿園は三島市が管理する有料の公園・動物園です。
入場料は大人300円です。桜がまだ終わっていないのに、早くも新緑が眩しいです。
自然林が残り、後述の小浜池とともに国の天然記念物に指定されているそうです。
立派な松の木です。
三島溶岩流
楽寿園の中にある日本庭園は、1万年前に富士山が噴火した時に発生した、三島溶岩流 の上に作られています。2012年(平成24年)9月24日、伊豆半島ジオパークのジオサイトとして指定されています。
庭園の中には小浜池という池があります。 昔は満々と水をたたえていたそうですが、最近は水が無いことも多いようです。
そのため池の底にある溶岩をこうやって見ることができます。
大きな黒い溶岩がゴロゴロしています。
三島溶岩流の縄状溶岩です。
こちらも溶岩です。
三島市の中心街に溶岩があるのが不思議な感じがします。
溶岩は1万年前に噴火した富士山から流れ出たものだそうです。溶岩は箱根と愛鷹山の谷間を流れ、この三島市までやってきました。
溶岩流の終点はおよそこの辺りのようですが、もし富士山が噴火したら再びこのあたりまで溶岩が流れてくる可能性があるということですね。
富士山の溶岩は玄武岩で粘土が低く、かなり よく流れるそうです。
そう考えると裾野市や三島市は溶岩に埋まってしまうことになります。
現在は新東名や東名高速など防波堤になってくれそうなものがあるので、ダイレクトに流れてこないかもしれませんが、どうなんでしょう。
三嶋溶岩流を調べてみると、下記の静岡大学防災総合センターのホームページに詳しいです。
三嶋大社でも桜が満開でしたが、こちらも満開。
C58蒸気機関車の静態展示がありました。
ミニ動物園
マーラです。アルゼンチンに住んでおり、げっ歯目テンジクネズミ科で、ネズミやカピバラの仲間のようです。
ミニブタです。背中の赤い印は予防注射接種済みのしるしだそうです。
ポニーです。
カンガルーです。
手を使ってリンゴを器用に食べる人気者のレッサーパンダです。2頭飼育されているみたいです。
かわいいーと声があがっていますが、冷静に見てみると顔が笑っていないです。
私の住んでいる愛知の東山動物園だと、最近レッサーパンダの獣舎が新築され、まるでパンダやコアラ並みのスター動物扱いになっていますが、ここでは極めて身近に観察できるのが面白いです。
決して扱いが雑というわけではなく、普通感が良いです。
与那国馬です。
アヒルです。
カピバラです。
乗り物広場
メリーゴーランドや・・
ミニ機関車もあります。料金はどれも1回100円です。
こちらの北門を出ると、ほぼ三島駅の南口になります。このあと三島スカイウォークにに行ってみることにしました。