サントリー京都工場
サントリー〈天然水のビール工場〉京都の工場見学に妻と参加してきました。
見学は無料で事前予約制。ゴールデンウィーク明けの平日ということもあって、一日前にすんなりと予約することできました。
キリン、アサヒの工場見学はいったことありますが、サントリーは初めてです。
サントリーのビール工場は群馬、東京、京都、熊本と全国に4箇所しかありません。
緑の多いきれいな工場です。
受付を済ませ、最初に短い説明があったあと、ガイドさんについて工場内部に入っていきます。
製造工程見学
ビールの原料は水と大麦とホップ。サントリーのビールは水にこだわり、すべて天然水で作られていますと強調していました。
地下水を採取しているんでしょうね。キリンやアサヒは水道水?
仕込釜です。この部屋の温度は35度あり暑いです。
釜にはのぞき窓があって撹拌されるビールのもとを見ることができるのですが、そこだけ写真撮影禁止でした。
見学者は私達含めて16名。おひとりさまの女性が二人いました。男性のお一人様はいませんでした。
貯酒タンクは仕込まれたビールのもとを寝かせる場所。両側の壁に埋め込まれたタンクの大きさは電車1両くらいの長さがあるそうです。
この部屋はひんやりしていました。
缶にビールが充填される工程です。ノンアルコールビールのオールフリーが作られていました。
こちらは映像コーナーです。
缶の形をしたスクリーンに注がれるビールが投影されます。
プレミアムモルツの完成です。🎉
こちらはチューハイ製品の箱詰め工程。
ビール工場に来て言うのも何ですが、ストロングゼロなどの中毒性の高いアルコールの販売は社会に悪影響が大きいのでやめて欲しいです。
タバコより害は大きいでしょう。料理を美味しく飲むためのお酒はいいと思いますが、酔うためのお酒は好きじゃないです。
製造工程から試飲コーナーのある受付した建物まで戻るのにバスで移動します。
屋外に樽が積み重ねられています。飲食店から帰ってきた樽で、洗浄して再びビールを詰めるのでしょう。
出荷コーナーです。
パレットに載せられた箱詰めビールがトラックに載せられていました。
試飲タイム
お楽しみの試飲コーナーにやってきました。試飲タイムは20分間です。
まずはプレミアムモルツをグラス一杯。
この次は飲み比べで左からプレミアムモルツ、真ん中がプレミアムモルツ薫るエール、右がプレミアムモルツマスターズドリーム。
そこまで違いはないですが、マスターズドリームにコクを感じます。3種の中からお気に入りのビールをもう一杯飲めるということで、マスターズドリームにしました。
そこまで暑くない5月だとマスターズドリームの濃いめの味があうのでしょう。真夏の暑い日なら、すっきりさわやかな薫るエールが合いそうです。
つまみが無いと飲めないタイプですが、つまみは小さな菓子が一袋。こっそりマイつまみを持ってくれば良かった。
サントリー様、どうもありがとうございました。
これからはプレミアムモルツを飲むようにします!
ということはないですかね。ふだんあまりお酒飲まないですもんね。😅
このあと無料シャトルバスで阪急の西山天王山駅まで送ってもらいました。
周辺の天然水
馬ノ池の水
こちらは西山天王山駅にほど近い調子八角です。
旧西国街道上にあります。
馬ノ池の水という天然水が湧き出ていて、水を汲みに来る人が次々とやってきました。
かつてこの地 (調子八角) にはこんこんと湧き出る三角形の小さな池がありました。
名前の由来については諸説ありますが、その一説に小倉神社の祭りの さい稚児を乗せる馬を洗ったことから、この馬ノ池の名があると伝え られています。 この水は地下水100%の水道水です。
そばに池があります。水が湧き出しているように見えます。
秀吉大返し力水
また駅前にも秀吉(備中)大返しの力水があります。こちらも100%地下水です。
サントリーは長岡京の豊かな地下水に目をつけて、この地にビール工場を建設したんですね。
平成25年12月21日、阪急西山天王山駅前広場に、市内で2カ所目となる施設が完成しました。給水開始50周年と新駅開業を記念し、(公財)長岡京水資源対策基金からの援助を受けて整備しました。
名称は、天正10(1582)年6月の本能寺の変を知った羽柴(豊臣)秀吉が、備中高松城(岡山県北区)からの約200キロメートルを大軍を率い、10日で踏破して明智光秀を打ち破ったことに由来しています。