年金相談
亡くなった親父の年金の手続きを年金事務所で行ってきました。実家のある市を管轄する年金事務所です。
年金相談は全国どこでも受けることができるそうですが、私が仕事が休みの時はほぼ大阪に帰っているので、大阪で受けることにしました。愛知では時間がなくて相談に行くことができません。
事前にネットで調べた電話番号に電話をかけて、年金相談の日時を予約したうえ、必要書類を先に送ってもらい、できる限り記入し、母の代わりに代理で相談に行くので委任状もそろえて、当日の午後3時に訪問しました。
親の死亡で必要な手続きは、未支払年金の請求と遺族年金の手続きです。
未支給年金の請求
年金は後払いのため死亡した月の年金、タイミングにより1か月分だったり二か月分だったりするわけですが、これは請求しないともらえないんですね。
自動的に支払えばいいんじゃないか、不親切だなあと思いますが、年金は死亡した本人に支払われていたので、死亡後は新たな受取人を指定してやらないといけないわけですね。
未支給年金の受取人は基本的に死亡者と生計を共にしていた者となりますので、明らかに母になります。
親父の死亡届のコピーのほか父と母との関係を証明する戸籍謄本、母の預金通帳のコピーなどを持っていきました。
遺族年金の手続き
あとは遺族年金の手続きです。担当の30代くらいの女性に言われるがまま、記入して持ってきた書類を一部修正したり追記したりして、その場で申請書類を完成させました。
年金事務所に行かなくても郵送で申請を済ますこともできますが、おそらく不完全で呼び出しを食らったり、書き直しを要求されたことでしょう。
年金事務所で年金相談をうけて良かったと思います。
地方公務員だった父は60歳定年までは市町村共済組合の年金、その後70歳くらいまで市の施設で嘱託職員として働いていましたが、その間は厚生年金です。
気になる遺族年金の額ですが、共済組合の期間が長くて年金事務所ではすぐに額を試算することはできないということでした。1~2カ月後、通知の手紙が行くからそれまで待って欲しいとのことでした。
過払い金返金
また、父が定年退職になった時に3カ月ほど、母の国民年金の過払いがあったそうです。過払い額は約9,000円。
申請によりその9,000円を返金してもらうことができますが、その手順として一度正しい金額の2万1,000円を納入して、あとから3万円を返金してくれるとのこと。
なんだかさっぱりわかりませんが、返金の手続きをお願いしました。別のブースでその申請書類も記入しました。
3号特例?というらしいです。
この手続きのため母に遺族年金が支給されるのは4カ月後から半年後になるそうです。
それっておかしくないか、損するんではないかと思いまいしたが、最初の支給時に遅れて支払われなかった分もまとめて支給されるそうです。
うーん、ややこしい。年金の仕組みは難しいけど、もう少し知っておかないなと痛感しました。
昨年、社会保険労務士資格に挑戦みたいな記事を書きましたが、その後1カ月ほどで早々とギブアップしています。
教科書が埃をかぶっているので、年金のところだけでも勉強してみようかなと思いました。