先日、バイトの関係で「福祉健康まつり」というイベントに運営側で参加してきました。
主催は市と社会福祉協議会ですが、社会福祉協議会(社協)というのは全国どこの市町村にもある組織なんですね。最近知りました。
その社会福祉協議会をたばねるのが、全国社会福祉協議会で現在の会長はあの村木厚子氏です。
天下りといえばそうなんですが、すごい人なんですね。
で、お祭りに参加した感想ですが、私の知らない世界でけっこうビックリでした。
私の身の回りに障害者の親戚や知り合いはいませんが、こういう場所には障害者とその関係者がけっこう集まるんですね。
いるところにはいるんですね。😲
(電車など公共交通機関では時々お見かけします)
知的障害の方やその介護者、車いすにのった身体障害者の方たち、そして支援事業者やボランティアの方々などのコミュニティができあがっているんですね。
皆さん楽しそうです。
たぶん私よりずっと人と人との交流がありそう。😅
祭りの内容としては、ふだん障害者支援や介護などを行っている市内の各福祉事業者が一堂に会して、様々なお店を出しています。障害者さんが作業所で作った物品やお菓子の販売を行っています。
輪投げや射的などのゲームコーナーもあります。
ボッチャという障害者も健常者も一緒に楽しめるスポーツの体験コーナーも。
また、行政も医師による無料の医療相談や血管年齢測定、認知症診断などを行ったりして、来場者でけっこうにぎわっていました。知らないだけで市はいろいろな取り組みを行っているんですね。
そのほか、一般のキッチンカーもたくさん出ていますし、市内のダンスグループなどが登場するステージショーなどもあって、それなりに楽しめると思います。
お祭りは市民だよりで広報されているせいか、福祉関係者だけでなく一般の人たちの来場もかなりありました。
感心したのは親子づれで来て、子供に点字体験や、特殊なアイマスクをつけて視野狭窄など視覚障害者の体験をさせている親たち。
私は子供の頃、こんな体験はしなかったですね。体験するとしないのではその後の人生で全然違うでしょう。こういうのは大事だなあと思いました。🤔
また、福祉に関する講演会もあって、パラリンピックで活躍する義足のアスリートが来ていました。講演は聞いていませんが、テーマは「あきらめない心」。
これに関しては、話が非常にささる人もいるとは思いますが、いっぽうで「そんなこと言われてもなあ」という重度の障害を持つ人とその家族もいるんじゃないでしょうか。
このような障害に打ち勝つというテーマはお決まりなのかもしれませんが、「もっとラクに無理せず生きる方法」とか、「他人や行政サービスを100パーセント利用する方法」みたいなテーマもあってもいいんじゃないかと思いました。
とりあえず、いろいろ勉強になる一日でした。