岐阜県美濃市を訪れました。
美濃市から名古屋まで岐阜バスの高速バスで帰ることにしました。
岐阜バスは名鉄グループのバス会社で正式名称は岐阜乗合自動車です。岐阜県でも岐阜市や関市、各務原市など中濃地区が営業エリアです。
今回乗車するのは美濃関名古屋線です。県庁所在地の岐阜市は経由せずに直接、美濃、関市と名古屋を結びます。
平日は15往復、休日は16往復走っています。わりと高頻度です。
というのも美濃市および関市は鉄道で行こうとすると、美濃太田駅まで単線非電化の長良鉄道に乗車することになります。
ルート的にも美濃太田を経由すると遠回りになるため、東海北陸自動車道を利用する高速バスのほうが距離も時間も短いです。
美濃関名古屋線のバス停です。私が乗車するのは一番上の特急です。名古屋まで1時間20分ほどで、料金は1,400円です。
ちなみに鉄道で行こうとすると美濃ー名古屋間は高山本線あるいは太多線経由で1,630円、2時間ほどかかります。
バスのほうが優位ですね。
バスの出発地は中濃庁舎。岐阜県の出張所です。実はうだつのあがる町なみや美濃市役所がある美濃市の市街地からは離れています。
もともとはそちらまで路線があったそうですが、乗降客が少なかったため廃止になったそうです。
中濃庁舎の近くにパークアンドライドできる無料駐車場があるそうですので、美濃市の各エリアからここまで車で来るのかもしれません。
バス車内です。始発の中濃庁舎バス停から乗ったのは私を含めて2人です。
補助いすがありますね。
窓側、通路側ともUSB端子がありました。スマホの充電もバッチリ。
関市の中心にある関シティバスターミナルに向かいます。
ここから4人が乗車してきました。さらに途中の新田バス停で1人が乗車し、合計7人で名古屋に向かいます。
まっ昼間の便としてはまずまずでしょうか。全便がこの調子だと大赤字ですが、朝夕はもっと乗客が多いかもしれません。
名古屋に乗り換えなしに仕事に遊びに行けるのはメリット高いと思います。
次のバス停は高速道路上にある高速各務原です。
東海北陸自動車道の関インターから高速に入ります。
高速道路上にある高速各務原バス停です。乗客はいませんでした。乗るだけでなく、ここで下車することもできるようです。
岐阜駅前の高層ビル、岐阜シティータワー43を横目に走ります。
木曽川を渡り愛知県へ。ツインアーチ138です。
庄内川を越えて名古屋市中心部へ。
名古屋駅の高層ビルが見えてきました。
瓦屋根が特徴的な名古屋市役所です。
栄のバス停に停車しました。
伏見町バス停で1人下車しました。名古屋市科学館のある白川公園の横の伏見通りです。
名古屋駅に隣接する名鉄バスセンターに到着しました。終点です。
支払いは交通系ICカードが使えました。
少し休憩してからお客さんを乗せて、また美濃に戻るのでしょうか。
なかなか便利な路線でした。バス運転手不足の昨今、今後も安定して運行されると良いですね。
ナナちゃん人形。