コロナにともなう収入減で、住宅ローン破綻する人が急増中という動画を見ました。
他人の不幸は蜜の味ではないですが、いい暮らししていた人が転落していくのを見ると、ついついそれみたことかという感想を持たないでもありません。
(いやなヤツだなあ)
3人の方が登場しますが、まあなるべくしてなったと言えるでしょう。
一人目の方は整体師で自宅を4500万円の35年ローンで建てて、そこを仕事場にしていました。
コロナでお客さんが激減してローンの支払額13万円すら得るのが難しくなりジ・エンド。貯金はなかったのかなあ。
自宅兼作業場にこだわらずに、家賃を払ってどこかのビルの1室でも借り仕事場にして、住居は賃貸かもっと小さい家にしておけばよかったのにと思います。
2人目の人は建材メーカーにお勤めの38歳のサラリーマンですが、コロナで会社の業績が悪化、ボーナスが大幅カットで返済が行き詰りました。ボーナス払いで夏冬40万円返済する必要があったそうです。
そもそもボーナスを前提にしてローンを組んでいるところがアウトでしょう。住宅ローンもサラ金も借金は借金。でも住宅ローンだけは許される風潮があるんですね。
この人も心許ない貯金しかなかったんでしょうね。
ローン返済という固定費が高いのはどうにもなりませんね。変動費なら旅行に行くのをやめるとか、外食を減らすとか対応できますが、住宅ローンはどうしようもないです。
また今売られている住宅はボチボチの家でも3,000万~5,000万とか高すぎ。ファミリーだと一戸建てというのもわからないでもないですが、そこまで価値があるとは思えません。
(個人の感想。住んだことないのでわかりませんが)
誰もが「私が破綻するわけがない」という、根拠のない自信のもとにローンを組んでいるんでしょうね。
昭和の時代なら良かったんでしょうけどね。
私の周辺もきれいな一戸建てが並んでいますが、10軒に1軒くらいは行き詰っている人やその予備軍が住んでいるのかもしれませんね。
うひひ。
やっぱり賃貸でしょう。
毎月の家賃負担はありますが、いざとなったらもっと安いところに引っ越したり、実家に逃げることのできる賃貸のほうが私は気楽。
背負う荷物は軽ければ軽いほどいい。