命の危険に関わる今夏の暑さ。
旅行も外歩きではなく、乗り鉄が中心になってしまいます。
栃木と群馬を走る、わたらせ渓谷鉄道に乗車してきました。
間藤駅
わたらせ渓谷鉄道の終着駅、間藤駅です。
「まふじ」と読みそうになりますが「まとう」なんですね。
少し待っていたら1両編成の気動車がやってきました。
足尾銅山(通洞抗)のある通洞駅まで、汽車には乗らず散策がてら歩くことにしました。
足尾駅
一駅先の足尾駅です。わたらせ渓谷鉄道はもともと国鉄足尾線でした。
足尾線時代の車両が保存?というか放置されていました。
かなり朽ちてきていました。
いちおう説明書きがありました。
古河鉱業の名が入った機関車もありました。
通洞駅
さらに一駅歩いて通洞駅です。足尾銅山観光の玄関口となる駅です。
有人駅で駅員さんから桐生までのきっぷを買いました。
桐生までは41.9kmで1時間39分の乗車です。平均時速30kmを下回るスローペースです。
ロードバイクなら自転車でも勝てそうw
1両編成の気動車がやってきました。
始発駅から2駅目、さすがにまだガラガラです。
単線です。
栃木と群馬の県境がある原向駅と沢入駅の間です。車内放送によると最も美しい渓谷美を誇る区間だそうです。
正直ビミョーな美しさです。
秋の紅葉の時期がいいかもしれません。
わたらせ渓谷鉄道の時間がかかるのは、駅での停車時間がかなり長いからすね。
途中の神戸駅では長い停車時間を活かして、地元のおじさんが乗り込んできて、だんごなどを車内販売していました。
特別な観光列車というわけでもないのにすごいですね。
また、切符販売のために車掌さんが乗り込んでいますが、空いている時間はわたらせ渓谷鉄道グッズの車内販売を行っていました。
私も勧められましたが、すみません、乗るのは好きでもグッズ類を集める趣味はありません。
なかなか涙ぐましい?経営努力です。
しかし、飛行機の機内でもグッズ売っていたりするので、同じことかもしれません。
トロッコ列車 わたらせ渓谷号
対向列車との交換です。
トロッコ列車わたらせ渓谷号がやってきました。
トロッコわたらせ渓谷号は、ディーゼル機関車が4両の客車を引っ張る昔ながらのスタイルで、鉄道ファンにも人気があります。
機関車にはトロッコ車両と同じ銅色をした「DE10-1537」と、赤い色をした「DE10-1678」の2種類あり、どちらが走るかは当日のお楽しみです。
車両は窓ガラスのないオープンタイプのトロッコ車両2両を、窓ガラス付きの普通車両2両で挟み込んだ格好で連結します。
車窓には渡良瀬川の渓谷が広がり、吹き込む風を全身で受けながら、自然の織りなす美しい景色を楽しめます。
トロッコわたらせ渓谷号|わたらせ渓谷鐵道株式会社(公式サイト)
わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車は他にわっしー号があります。
トロッコ列車の乗車には乗車券のほか、520円のトロッコ整理券が必要で、こちらは事前予約が望ましいみたいですね。
あちらは窓がなくて気持ちよさそうですが、こちらはクーラーがきいています。
かぶりつきの小学生コンビ。
大間々駅
わたらせ渓谷鉄道の重要な駅である大間々駅に到着しました。
群馬県みどり市になります。
大間々駅には車両基地とわたらせ渓谷鉄道の本社があります。
ここでもしばらく停車です。止まっている方が長いくらい。(笑)
おかげでゆっくり写真撮影できました。
相老駅
東武鉄道との乗換駅の相老駅です。ここでも7分間停車。
観光だとよいですが、通勤通学に使う人はいらっとくるんじゃないでしょうか。
最後に鉄橋で渡良瀬川を渡れば終点の桐生駅はもうすぐです。
桐生駅
高架駅の桐生駅に到着しました。両毛線に乗り換えることができます。
暑さでよくニュースに出てくる桐生市ですが、この日も耐え難い暑さでした。