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磯野波平さんは思ったより若い
戦後間もない1946年に原作漫画の新聞連載が始まって以来、波平さんは54歳のまま。日銀のチーフエコノミストである関根局長はインタビューで、「年齢には実年齢と生物学年齢の2つの概念がある」とし、自身より1つ年下の波平さんを引き合いに出し、「日本人は生物学的に当時よりずっと若くなっている」と主張する。
じゅうぶんご隠居感を出している波平さんが実は54歳とは知りませんでした。54歳と言えば私は5年後です。その波平さんは今の時代に置き換えると生物学的には74歳だそうです。確かに昔の50代は初老でしたが、いまではまだまだ中年ですね。
生物学的見地からみた年齢は
記事では次のような一文があります。
大阪万博が開かれた1970年の65歳と、2016年の77歳の生物学年齢は同一だ。
へー、そうなんですね。たしかにひと昔前なら日本人男性の平均寿命は70歳でした。
60歳定年では日本の年金はもたない
会社を60歳で定年で離れ70歳前で死んでいく人が半数いたことになるわけです。その当時に制度設計された年金制度が、平均寿命が男性80歳、女性90歳近くになろうとする現在、立ち行かなくなることは火を見るより明らかなことです。
退職年齢が実年齢ではなく、生物学年齢に応じて設定されれば「社会保障制度の持続可能性の問題は雲散霧消する」と語る。理論的には、平均寿命の上昇に対する最適な解は「人生における働く期間をそれに応じて増やすことに他ならない」と言う。
みなさんあきらめて70歳までは働きましょう。少なくとも完全リタイアはムリですね。ははは。
かくいう私も残念ながら最低でも70歳までは働かないといけないと思っています。しょうがないですね。働かなければ食べていけないんですから。
60歳までに十分な資産を貯めてリタイアできる人は別として、そうでなければいかにストレスなく70歳まで働くことができるか、自身の働き方を見直したほうが手っ取り早いですね。
70歳まで働くつもり
ちなみに私は70歳まで働くのはやむを得ないと思いますが、定年65歳延長には反対です。60歳で一度リセットされるべきです。そうしないと若い人はいつまでも下働きですから。また仕事をしない老害をまき散らす中高年も一度60歳で一掃されるべきです。新陳代謝がすすみません。