大阪の実家へ帰る前に寄り道です。京都駅行きの高速バスを、ひとつ手前の京都深草バス停で下車しました。
藤森駅
バス停から500mほど歩くと京阪電車の藤森駅です。
水量豊かな琵琶湖疏水を渡ります。
奈良街道を南へ歩きます。両サイドはお店が多いですが、道が狭めで交通量が多いです。
力餅食堂
ネットで下調べしたお昼の候補のうちのひとつ、力餅食堂さんです。
店頭では人が張り付いて、持ち帰りのいなり寿司とおはぎを売っていました。けっこう売れているようです。
懐かしい雰囲気の店内。場所こそ違いますが、学生時代によく利用していた食堂がこんな感じでした。近所の人なのか比較的年配の一人客が多いです。
メニューは麺類と丼ものが中心。
鳥なんば
鳥なんばといなり寿司2個にしました。鳥なんばは710円、いなり寿司は2個で300円です。
青ネギたっぷりのいかにも京都らしい鳥なんば。うどんは細めでコシのないタイプです。
鳥なんばは正式には鳥南蛮らしいです。南蛮はネギのことだそう。私にとっては昔よく食べた思い出のメニュー。
いなり寿司は大きめで優しいお味。きんぴらごぼうぽいのが入っていました。
ごちそうさまです。
藤森神社
お腹がふくれたところで、ウォーキング再開。藤森神社にやってきました。
菖蒲の節句発祥の地の碑があります。藤森神社は馬と菖蒲=勝負の神様として知られ、競馬関係者、ファンの参拝が多いそう。
本殿
重要文化財の本殿です。家内安全、世界平和を祈願。
大将軍社
小さいですが、こちらも重要文化財の大将軍社。大将軍社は方位を司る神様だそう。室町時代の建築。
不二の水
境内には不二の水という名水がありました。どこかのおじさんがポリタンクに汲んでいましたので、私もボトルの水を補充しました。
飲んでみると、うん、美味しいかも。水筒はブリタの浄水ボトルです。自販機を使わない作戦のために持ってきています。
不二の水
藤森神社の創建は平安遷都以前。桓武天皇により都の南 を護る守護神、大将軍社が置かれました。五月五日に行わ れる藤森祭(深草祭) は平安時代に清和天皇の勅命による 「貞観の祭」を起源とし、武 者行列や駈馬神事が行われます。 藤森神社は端午の節句に武者人形を飾る菖蒲の節句発 祥の地。 ご神水 「不二の水」 は二つとないおいしい水とい う意味で、武運長久 学問向上、 特に勝運を授ける水とし て信仰されています。
伏見桃山城を目指して歩きます。このあたりなかなかの高級住宅街?