トロッコ嵯峨駅
嵯峨野トロッコ列車のトロッコ嵯峨駅です。嵯峨野トロッコ列車は1991年開業で今年で33年目。
私は5年の京都在住歴がありますが、住んでいる時はいつでも行けると思って意外と行かないんですね。
今回が初めての乗車です。
切符売り場ですが大勢の観光客で賑わっていました。
次の12時02分発の便ですが、立見席券を除いてすべて売り切れ。
このあと立見席券も売り切れましたが、私はネットで事前に予約してあります。
チケット売り場の隣はフードコートと土産物屋でした。早めに着いたのでここで時間をつぶしました。
ジオラマ館(有料)がありました。
10分前にチケットを準備して改札口へ。料金は800円とさほど高くありません。
全席指定です。
改札口です。
ホームに入ってトロッコ列車の到着を待ちます。
12時02分の発車の6分前、ディーゼル機関車に引かれたトロッコ列車が11時56分に入線してきました。
点字ブロックをはみ出して写真を撮ろうとする人に、不快な大きな音が出るスタンガンのようなものを向けて撃退する駅員さんが面白かったです。
やってみたい。😛
座席は木製の4人掛けが並びます。
私は長く保津峡の渓谷美を楽しめる窓側A列で席を確保してあります。
外国人率8割以上で、私は中国人ファミリー7人に囲まれ、ちょっと肩身が狭い感じでした。
発車後3分ほどは山陰線の線路を走ります。
トロッコ列車と聞いて、黒部峡谷鉄道のようなこじんまりとしたものを想像していましたが、普通の狭軌なんですね。
そもそもトロッコ列車は山陰本線の旧線路を利用したものだそうで、なるほどと納得。
トロッコ嵐山駅
トロッコ嵐山駅に到着しました。
ここで大量の乗客が乗ってきました。これで満席ですね。
保津峡
トロッコ列車は保津峡に入りました。新しい山陰線の鉄橋の下をくぐります。
現在の山陰線の嵐山ー亀岡間はトンネルと鉄橋の連続で最短ルートで結ばれています。
保津峡下りの船が見えます。この日も猛暑日でしたが、峡谷に入ると涼を感じるようになります。
愛宕山です。
トロッコ保津峡駅
途中駅のトロッコ保津峡駅に停車です。
ここで降りるのはハイカーくらいでしょうか。
川はきれいですが、むちゃくちゃきれいかと言われるとちょっと微妙。
保津川下りの船はかなりの頻度でやってきますが、トロッコ列車で亀岡に行って、船で戻って来る人も多そうです。
川下りの舟は下ったあと、たしかトラックで再び亀岡へ運ばれるはず。
途中、トンネルが数か所あって、いずれも100年ほど前に掘られた歴史のあるものだそうです。
トンネル内は特に涼しいですね。
再び山陰線の鉄橋の下を通過します。
亀岡盆地が見えてきて保津峡も終わりです。
トロッコ亀岡駅
23分の乗車時間でトロッコ亀岡駅に到着です。
出口も混雑です。
このあとは川下りの乗り場に向かうか、来たトロッコ列車で戻るか、山陰線の馬堀駅に徒歩で向かうかの三択です。
馬堀駅までは田んぼ道を歩いて10分です。
暑い!!
トロッコ亀岡駅の名前から山陰本線の亀岡駅に連絡しているようですが、まったくそうではないので要注意ですね。
おそらく多くの人はトロッコ列車の往復券を購入して引き返していると思われます。
炎天下を歩いて馬堀駅に到着です。
これに乗って帰りました。